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「ツーリズムEXPOジャパン」 のテレビ露出情報

静岡・浜松市の信用金庫の入口には女性が映ったディスプレーが置かれていて、客が訪れると、行員のように案内してくれる。客が話した内容を瞬時にAIが認識して文字起こしをして対応するという。開発したのはシルバコンパス社長の安田晴彦さん(48)。シルバコンパスは2019年に設立され、社員数10人ほどの小さなIT企業。対話型AI「Talk With」を作っている。人手不足の医療・介護現場で活躍する予診AIは看護師が優しく病状を聞き出してくれる。アイドルAIはアイドルとの対話をイメージした。人気アイドルによる実用化も決定した。福井県あわら市の認定ガイド・淳子姉さんを撮影してAIを作成する様子を紹介した。観光客に合わせて47都道府県の会話パターンを収録するなど、撮影は6時間以上に及んだ。安田さんは「なんか結局、機械だったよね」と言われるのを避けたいと語った。10月のツーリズムEXPOジャパンでお披露目された。
安田さんは都内で妻・娘2人と4人暮らし。帰宅するとすぐに寝てしまい、休日も仕事をしているという。リビングには1000冊を超える漫画や影響を受けた映画「ゴーストバスターズ」・「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のグッズが並んでいた。学生時代は映画監督を目指していたという。映像のチカラを信じて現在の仕事をしている。
沼津市の小学校から依頼を受け、特別授業を行った。ディスプレーに映し出された”AI語り部”野田多満子さんが戦争で体験した空襲について語った。翌日は長崎市で被爆者・宮田隆さんの撮影を行った。AIと映像で未来に残す“語り部継承プロジェクト”は宮田さんで3人目となった。宮田さんは5歳の時に被爆したという。質問は100以上になり、撮影は朝9時から夕方まで続いた。“語り部継承プロジェクト”は金銭的支援が得られていないが、語り部に残された時間が少ない中、安田さんは残さなきゃいけないという思いで取り組んでいる。戦後80年となる2025年までに50人の撮影を目指している。

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