五輪女子マラソンでは鈴木優花が6位入賞を果たした。下ってから一気に登るコースは辛かったと話す様子を見せた鈴木だが、28.5km付近にある坂は箱根駅伝の規模をも超えているのだという。優勝したのはオランダのハッサンで10000mで銅メダルを獲得しながら、その34時間半後にマラソン金メダルを獲得する形となった。銀メダルとなったのはエチオピアのアセファで、途中でぶつかったことが原因と抗議している。また、日本は前田穂南が本番前日に右大腿骨疲労骨折で欠場し、補欠選手も控えていたものの補欠選手の登録を解除したことでこの選手は出場できなかった。男子マラソンでは補欠だったエチオピア選手が金メダルを獲得したことも物議に繋がった。解説者の増田明美氏は日本の対応について、調整には10日かけて入ることからこのタイミングで補欠を解除するルールがあり、補欠の人の登録を解除することは精神的な負担を軽減でき他の大会に向けての調整を早く開始できる利点があると紹介。騒動を巡り日本陸連は今後は補欠選手の待機時間見直しを検討するという。