アラスカのLNGプロジェクトについて。産出したLNGをどうコスト競争力のある形で供給していくか、日本やアジアの国々へどのような詳しい説明がなされていくのか注目が集まっているという。日本のメリットは「供給源が多様化できる」ことと「輸送上の優位性」だという。テキサスやルイジアナからの輸送ではパナマ運河経由となるが、混雑や干ばつなどの影響でアフリカの南側を経由して日本に送られることもあるという。アラスカからであれば輸送上の難しい場所を通らなくて済むという。課題としては投資面でのリスク管理、LNGの競争力の管理があるとのこと。最終的に投資として見合うのかは企業の判断になるが、そのための情報の透明性の確保などの面で日本政府が果たす役割は大きい、などと橋本裕はコメント。