山口・宇部市の海で炭鉱の排気筒が突き出していた。長生炭鉱は昭和7年に本格操業したとされている。炭鉱で戦時中の1942年に坑道が水没する事故が起き、朝鮮半島出身の136人含む183人が死亡した。犠牲者の遺骨のほとんどが今も坑道に残されたままになっている。去年8月、市民団体のダイバーが潜水調査に入った。排気筒の水深32m付近にある穴から坑道へ。中では複数の骨のようなものが見つかった。警察が人骨と確認、初めて見つかった犠牲者の遺骨とみられている。長生炭鉱の事故の犠牲者の7割以上が朝鮮半島出身者だという。父を事故で亡くしたチョン・ソッコさんは日本で生まれ育ち、事故当時は宇部市で家族と暮らしていた。父は朝鮮半島出身で長生炭鉱で働いていた。チョンさんは事故当時について語った。今、強く願うのは父の遺骨が見つかること。
