現場の取り組みを後押ししようと制定されたのが東京都の女性活躍推進条例。女性活躍を経営戦略に。大手医療機器メーカー「テルモ」は工場着を30年ぶりにリニューアル。女性たちを中心に「透けやすい」「生理のときに気になる」といった不安の声が上がっていたため、ズボンを白から紺に変更した。新たに「マタニティ用」の工場着も導入した。「安心して働ける環境」づくりが優秀な人材を守ることにつながるとの思いで改革を主導した八木宏常務経営役員は「都の条例」について、「あった方が今までの常識を壊す時にはやりやすい。背中を押すきっかけがあった方がいい」と語った。ただ、この条例は企業に強制力や罰則はない。施行から1か月、実行性をどのように担保していくかが課題となっている。
