中国政府はEUから輸入している豚肉などについて価格が不当に安く抑えられている疑いがあるとして調査を始めると発表した。EUが先週、中国製のEVへの関税を暫定的に上乗せするとしたことへの対抗措置とみられる。中国が、豚肉の最大の輸出先となっているスペインでは警戒感が広がっている。調査の対象はスペイン、オランダ、フランス、デンマークの4か国。中国はEUにとって最大の豚肉の輸出先。調査は17日から開始され対象はEUからの輸入豚肉および食用の関連製品。一方、調査期間中はEU産の豚肉は関税なしで輸入される見込み。商務省は1年以内に調査は終わるだろうが必要に応じて6か月延長されることもありうるとしている。
URL: http://www.rtve.es/