- 出演者
- 望月麻美 高橋彩
オープニング映像と挨拶。
フランス国内の基地ではウクライナ空軍のパイロットに対する戦闘機の操縦訓練が行われていて現場をリポートした。当面はオランダやデンマークなどが供与を予定しているF16戦闘機の操縦のための訓練でフランスが供与するミラージュ2000の訓練はこの夏にも始まるとみられている。マクロン大統領はウクライナへのミラージュ戦闘機の供与とウクライナ人パイロットの養成を行うと発表したが、3月からすでにフランス南西部の基地でパイロットの訓練が行われている。訓練を受けたパイロットは数か月後にはアメリカ製F16戦闘機を操縦することになる。21歳の兵士は3か月前に来た。フランス人教官と一緒にアクロバット飛行する。訓練期間は6か月である。模擬訓練でフランスの上空をバーチャルに飛行し反射神経をつける。8月まで訓練し別の基地に移動しアメリカ製の戦闘機の訓練を行う。
ガザ地区での軍事作戦を続けるイスラエルで戦時内閣が解散した。イスラエルの戦時内閣は去年10月のハマスによる襲撃以来、中道派の野党も加わって意思決定をしてきたが今後、連立政権内でハマスとの交渉に反対する極右勢力の影響力が強まることも予想される。一方、ネタニヤフ首相の退陣を求める市民の抗議デモも広がりをみせている。イスラエル政府の内部対立が広がる中、ネタニヤフ首相は戦時内閣を解散すると各閣僚に伝えた。ガンツ前国防相とアイゼンコット元参謀が辞任し、ベングビール国家治安相とスモトリッチ財務相が自らの参加を求める中での措置だった。エルサレムではイスラエル議会の前で大規模なデモが行われネタニヤフ首相の退陣と総選挙実施の期日の設定を要求している。イスラエルの警察はネタニヤフ首相の公邸がある西エルサレムのガザ通りを封鎖した。デモを主催する各団体は政府に反対するデモを1週間続けると発表している。エルサレムでは大規模なデモが行われている。
ネタニヤフ首相が戦時内閣を解散した。今月9日に野党で中道派のガンツ前国防相が戦時内閣を離脱したことが要因である。さらに、ガンツ氏の離脱でできた空席を埋める形で極右政党のベングビール国家治安相が参加を強く要求していた。戦時内閣にベングビール氏が参加すれば戦時内閣の判断が極端な強硬路線に振れる可能性もあった。ハーレツは今後、機微に触れる重要な意思決定はネタニヤフ首相とガラント国防相そして、デルメル戦略問題相など少人数で作る会議で協議されると伝えている。この中にベングビール氏は含まれていない。ただ、それ以外の重要な意思決定はベングビール氏やその他の強硬派の閣僚も加わる会議で決められるという。
世界で実戦配備された核弾頭の数が去年より増加し特に中国が保有する核弾頭が急速に増えていることがスウェーデンの研究機関、ストックホルム国際平和研究所の年次報告書で明らかになった。去年、アメリカは1960年代からある大陸間弾道ミサイルミニットマンの発射実験を実施した。核弾頭を搭載することができる。近々、より性能の高い新しいシステムと交代することになっている。アメリカは5044t、ロシアは5580t保有している。中国は核兵器を増やしていて500発を保有しているといわれている。研究者は配備された核兵器の増加はこれからも続くだろうとしている。
フランスで17日、今月30日の1回目の投票に向けて議会下院にあたる国民議会の選挙キャンペーンが始まった。極右政党国民連合の優勢が伝えられる中左派の社会党政権を率いたオランド前大統領が左派連合の政党から立候補すると発表した。極右政党に対抗するためとしている。フランスの総選挙キャンペーンが始まり、有権者は15日間の間に投票先を決定することになる。政党内の亀裂も表面化している。
中国政府はEUから輸入している豚肉などについて価格が不当に安く抑えられている疑いがあるとして調査を始めると発表した。EUが先週、中国製のEVへの関税を暫定的に上乗せするとしたことへの対抗措置とみられる。中国が、豚肉の最大の輸出先となっているスペインでは警戒感が広がっている。調査の対象はスペイン、オランダ、フランス、デンマークの4か国。中国はEUにとって最大の豚肉の輸出先。調査は17日から開始され対象はEUからの輸入豚肉および食用の関連製品。一方、調査期間中はEU産の豚肉は関税なしで輸入される見込み。商務省は1年以内に調査は終わるだろうが必要に応じて6か月延長されることもありうるとしている。
中国製のEVにEUが関税をかけることを発表したのに対抗して中国はEU産豚肉の輸入に関する調査を開始した。中国への豚肉輸出量がヨーロッパで最も多いスペインが最大の影響を受けるとみられる。政府は慎重さを求めている。水産業でも警戒している。スペインの農業食料産業の2023年の対中国輸出額は約20億ユーロ。
端午節の季節に合わせて中国各地でドラゴンボートの大会が行われている。水や雨を司る神聖な存在とされてきた竜の形をした船に10人以上が乗り込んで息を合わせて漕ぎ進める。住宅地を流れる小さな川で行われるレースもある。参加チームの多くが、漕ぎ手が住む地区ごとに編成される。地元の名誉と威信をかけた戦いが初夏の風物詩となっている。古代中国が発祥とされ、紀元前278年頃、楚の国の詩人・屈原が川に身を投げた時に人々が船で集まったとされ、ドラゴンボートの大会はこの時期に合わせて行われるようになったとされている。現存する最古の船は600年近く前に作られたとされ、現役で使われている。各地に伝わるドラゴンボートは国や地域の無形文化遺産として登録され、伝統文化を重視する習近平指導部がその意義を強調している。ドラゴンボートが盛んな広東省の仏山では、3年前から日中交流大会が行われている。ことしで4回目となる大会の日、日中双方から約450人が参加した。大会最多となる20のチームが参加し、多くが日本と中国の混合チームだった。ことしは、日系企業で働く若者を中心としたチームが優勝した。
中国のドラゴンボートは、地元の人に限らず、外国から来た人が漕ぎ手として参加する大会も各地で開かれ、海外との関係をとりもつ役割も果たしている。中国では、長引く不動産市場の低迷が経済の懸念材料となるなか、景気回復につなげる手段のひとつとして、海外からの投資を強く促している。広東省・仏山も日系企業が多く進出する地域のひとつで、地元政府としては、地域を支えるには、今後も日系企業の力が必要だとして、ビジネス以外の場でも良好な関係を維持するための機会として、大会の開催を歓迎している。若者の失業率が高止まりし、景気の先行きに不透明感が広がるなか、習近平指導部は、中国で発展した独自の伝統文化について、中華民族の精神的な生命線であり、自らの足で立つための強固な基盤だと強調している。伝統文化を通じて、国への誇りや愛国心を高めることで、人々の自信につなげる狙いもあるとみられる。建畠は、政治的な意向があるとしても、地域に伝わるドラゴンボートを純粋に楽しむ人々の姿があり、盛り上がりや熱量は、国の違いに関係なく、共通のもののようだなどと話した。
フランス南東部リヨンの旧市街には年間100万人以上が訪れる。伝統的な人形劇や、家屋の中に設けられた迷路のようなトラブールと呼ばれる通路も観光客には外せない観光スポットである。リヨンには400ほどのトラブールがあり、そのうち約50カ所が一般に公開されている。建物の共同所有者との合意で市当局が管理や改装などの大半を手がけている。所有者との合意には静かにするという条項も入っているが知名度が高まったせいでその条項を順守するのは難しくなっている。住民は観光客は受け入れるが騒音は出さないでほしいとして、多くのガイドは対応しようとしている。しかし問題が生じて公開するトラブールが少なくなっているという。
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- リヨン(フランス)
ロシアのプーチン大統領はきょうから2日間の日程で24年ぶりに北朝鮮を訪問する。金正恩総書記と会談し関係強化の確認をすると見られる。
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- ウラジーミル・プーチンキム・ジョンウン
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ドバイにある世界で最も深いプール。深さは60メートルでマンション約20階分。水中には都市が広がり、ダイバーは様々な体験ができる。
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- ドバイ(アラブ首長国連邦)
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