桝太一と関根麻里が沖縄科学技術大学院大学(OIST)で学生にインタビュー。5年生の須田さんは老化に関する新しい大発見をしたという。細胞は細胞分裂を繰り返し増えるが、分裂の止まった細胞は老化細胞と呼ばれる。この老化細胞が体内に残ってしまうと炎症物質を作り出し、それが原因で動脈硬化や肌のシワ・シミなどを引き起こしてしまうと言われている。テロメアとは染色体の末端にある構造で、細胞が分裂を繰り返すたび短くなっていく。テロメアが短くなることが細胞の老化の原因であるというのが約50年前からの定説だ。また、紫外線によってDNAが傷つけられることで細胞分裂が止まり老化細胞になってしまうというのが約20年前からの定説。須田さんの発見はテロメアの減少やDNAの損傷とは関係なく、細胞膜が傷つくことで老化細胞になるというもの。
須田さんの実験では3種類の刺激を24時間じっくり与えた後、刺激を与えない条件に戻してからその細胞がどうなるか2週間観察した。1つ目の刺激は物理的刺激。2つ目の刺激は科学的刺激。3つ目は生物学的刺激。老化細胞にだけ溜まるタンパク質を見ることで老化をチェックする。須田さんが研究者の道を志したきっかけは高校時代の生物の先生に勧められた大学の研究室で実験を行うインターン体験だった。須田さんの研究は「nature aging」の表紙を飾るという偉業を成し遂げた。番組から認定証を授与した。
須田さんの実験では3種類の刺激を24時間じっくり与えた後、刺激を与えない条件に戻してからその細胞がどうなるか2週間観察した。1つ目の刺激は物理的刺激。2つ目の刺激は科学的刺激。3つ目は生物学的刺激。老化細胞にだけ溜まるタンパク質を見ることで老化をチェックする。須田さんが研究者の道を志したきっかけは高校時代の生物の先生に勧められた大学の研究室で実験を行うインターン体験だった。須田さんの研究は「nature aging」の表紙を飾るという偉業を成し遂げた。番組から認定証を授与した。