- 出演者
- 所ジョージ 佐藤栞里 太田博久(ジャングルポケット) 船越英一郎 斉藤慎二(ジャングルポケット) 劇団ひとり 関根麻里 おたけ(ジャングルポケット) 八木莉可子 桝太一
オープニング映像。
熊本県立高森高等学校は昨年度、公立高校全国初のマンガ学科を開設。賞金100万円&連載デビュー権をかけた漫画賞に2年生が挑む。高森高校マンガ学科はコアミックス全面協力のもと、プロの漫画家・編集者が講師を務める。すでに漫画賞で賞をとって担当編集者がついている生徒もいる。さらに、阿蘇ロックフェスティバルとコラボしてイメージキャラクターが採用さた。
4月下旬の放課後、マンガ学科の生徒全員が所属するマンガ部の現状を聞いた。1年生と2年生はそれぞれ異なる漫画賞に応募するため作品制作に取り組んでいるという。2年生はセリフを使わず絵のみで物語を表現する「サイレントマンガ」に挑戦。グランプリは賞金100万円&連載デビュー権を獲得できる。高森高校にはコアミックスからプロの漫画家や編集者が派遣されているので、いつでも意見を乞うことができる。生徒たちは締切に追われていた。
船越は手塚治虫の「火の鳥」が好きだという。手塚治虫の本は新しいのが出たら全部買っているとい話した。八木は「呪術廻戦」にハマってコラボカフェにも行ったという。斉藤は「みどりのマキバオー」が好きで、馬も買ったという。
ゴールデンウィーク明け、荒木さんはほとんどのページのペン入れを終えていた。どのように描けばいいかわからないコマがあり、漫画家の富沢順先生に相談してみた。荒木さんは締め切り日ギリギリまで作業していた。
荒木さんは締め切りギリギリまで作業しマンガを提出した。審査結果は1か月後だ。
- キーワード
- 熊本県立高森高等学校
桝太一と関根麻里が沖縄科学技術大学院大学(OIST)を取材。シュプリンガー・ネイチャーの「質の高い論文の割合が高い研究機関ランキング」で日本一だ。
桝太一と関根麻里が沖縄科学技術大学院大学(OIST)で学生にインタビュー。5年生の須田さんは老化に関する新しい大発見をしたという。細胞は細胞分裂を繰り返し増えるが、分裂の止まった細胞は老化細胞と呼ばれる。この老化細胞が体内に残ってしまうと炎症物質を作り出し、それが原因で動脈硬化や肌のシワ・シミなどを引き起こしてしまうと言われている。テロメアとは染色体の末端にある構造で、細胞が分裂を繰り返すたび短くなっていく。テロメアが短くなることが細胞の老化の原因であるというのが約50年前からの定説だ。また、紫外線によってDNAが傷つけられることで細胞分裂が止まり老化細胞になってしまうというのが約20年前からの定説。須田さんの発見はテロメアの減少やDNAの損傷とは関係なく、細胞膜が傷つくことで老化細胞になるというもの。
- キーワード
- テロメア東京大学沖縄科学技術大学院大学
須田さんの実験では3種類の刺激を24時間じっくり与えた後、刺激を与えない条件に戻してからその細胞がどうなるか2週間観察した。1つ目の刺激は物理的刺激。2つ目の刺激は科学的刺激。3つ目は生物学的刺激。老化細胞にだけ溜まるタンパク質を見ることで老化をチェックする。須田さんが研究者の道を志したきっかけは高校時代の生物の先生に勧められた大学の研究室で実験を行うインターン体験だった。須田さんの研究は「nature aging」の表紙を飾るという偉業を成し遂げた。番組から認定証を授与した。
- キーワード
- テロメアネイチャー・エイジング線維芽細胞
前回インタビューしたダニエルさんの紹介でウニをCTスキャンしているというカルムさんにインタビュー。後日、谷茶ビーチで再会すると海に入ってウニを取ってきた。
カルムさんが研究に使っているナガウニを見せてもらった。せっかく海に来たので岩場で生き物を探した。
二酸化炭素は海にも悪影響を与えているという。多くの海洋生物がカルシウムイオンと炭酸イオンを使って炭酸カルシウムを作り出すことで骨格や殻を作り出している。二酸化炭素が海に溶けこむ過程で水素イオンが増加し、炭酸イオンを結合して数を減らしてしまうので炭酸カルシウムを十分に作れず。ウニやサンゴは成長しづらくなってしまう。海洋先生化が進みサンゴ礁がなくなれば魚たちも成長できなくなってしまう。カルムさんが今注目しているのは式根島のウニの骨格。
- キーワード
- ウニ式根島沖縄科学技術大学院大学
式根島の通常の海ではサンゴが多いが、海底火山の影響で酸性化の進んだ海では海底のほとんどを藻が覆っており、サンゴや魚が育ちづらくなってしまっている。この海域こそ、2100年頃の海の環境下と言われている。酸性化した海のウニは通常より小さい。ウニをCTスキャンで比較すると、酸性化の海で育ったウニはトゲが細く短く空洞が多かった。これからも世界中の海域のウニを調べることで問題を食い止める何かがみつかるかもしれない。番組から認定証を授与した。
- キーワード
- ウニ式根島沖縄科学技術大学院大学
イカたタコの脳について研究しているコスタスさんにインタビュー。イカは擬態する生物だが、色が見えないという。
- キーワード
- イカタコ沖縄科学技術大学院大学
イカたタコの脳について研究しているコスタスさんにインタビュー。イカは擬態する生物だが、色が見えないという。人間の目とイカの目には共通点があり、水晶体と網膜が発達したカメラ眼という構造を持っている。人間もイカも光の強さを感知している。人間は光の波形の違いを網膜の中の細胞が感知することで色を認識しているが、イカの目にはこの細胞がない。人間には見えないがイカには見えているとされているのが偏光(光の角度)だ。コスタスさんの研究はイカ専用のスクリーンでイカに映像を見せて脳波を計測するというもの。
- キーワード
- モンゴウイカ沖縄科学技術大学院大学
超伝導の研究をしているというディオンさんにインタビュー。電磁石は強い電力を流すほど強力な磁力を発生させられる。電力を上げるほどその邪魔をするのが電気抵抗だ。金属の温度が高いと失われるエネルギーも多くなり磁力も弱くなる。金属を冷やすと電気抵抗は小さくなる。現在、地球上で最も低い温度は-273.15℃の絶対零度。超伝導とはある物質を絶対零度に近い温度にまで冷やすことで電気抵抗が0になる現象。超伝導を起こせる素材は超伝導体と言われ、約100年前に偶然発見された。超伝導電磁石の磁力は超強力になる。超伝導を起こすためには大量の液体ヘリウムが必要だが価格が高騰している。1℃でも高い温度で超伝導を起こし実用化出来る素材の研究・開発が世界中で行われている。
超伝導の研究をしているというディオンさんにインタビュー。研究室の装置は多くの中小企業が作っていて、超伝導研究は日本のきめ細やかな技術力の上に成り立っている。ディオンさんはより高い温度で起こせる超伝導体を探している。
- キーワード
- 沖縄科学技術大学院大学超伝導
劇団ひとりが栃木県那珂川町馬頭地区でダーツの旅。農業ハウスで第一町人を発見。稲の苗を作っていた。おいしいとんかつ屋さんがあると教えてもらった。ひとりはカツカレーが好きで、芸名がカツカレーだったこともあるという。
「田舎レストラン巴夢」にやってきた。こちらで飼育されたデュロック種の豚は2015年に農林水産祭天皇杯を受賞した。ロースカツカレーを味わった。続いて帰宅中の高校生に出会った。
劇団ひとりが栃木県那珂川町馬頭地区でダーツの旅。帰宅中の高校生に出会った。一緒に写真を撮ったがテンションは低かった。続いて出会った高校生は反応してくれた。水産科で淡水魚の博士になりたいと話した。続いて訪ねたお店は営業終了していたが、ダーツの旅であると伝えると準備をしだした。