パリ五輪・スポーツクライミングでは安楽宙斗が銀メダルを獲得し国内でも注目されている。その一方で女子複合の森秋彩は身長154cmと小柄な中、ボルダーの第1課題ではホールドに手が届かず昇ることができない形となり0点で第1課題を終える形となった。森はリードでは頂上付近まで登りつめたものの第1課題の0点が響き4位と言う結果だった。一方でこのコース設定をめぐってはいじめを受けたのではないかと疑う声も聞かれている。コース作りの側に立つ平松幸祐氏はルートセッターは誰かを登らせないようにコースを設定することはなく、ギリギリをついただけではないかと紹介した。実際にボルダーの第3課題では大柄な選手が苦戦する中で森が完登する様子が見られ、公平性は保たれていると見ている。