- 出演者
- 片岡信和 玉川徹 羽鳥慎一 草薙和輝 石山アンジュ 長嶋一茂 結城東輝 松岡朱里
オープニング映像が流れた。
パリオリンピック。男子110mハードル準決勝。各組2着まで&記録上位2人が決勝進出となる。村竹ラシッドは1組で出場、13秒26で4位。3組で出場した泉谷駿介は13秒32。わずか0秒06差で村竹が日本人初の決勝進出を決めた。
男子走り高跳び予選。上位12人が決勝進出できる。赤松諒一は2回目で2m27に成功、全体5位で決勝進出を決めた。
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スポーツクライミング男子ボルダー&リード準決勝。リードラウンドにボルダーを1位通過した現役高校生・安楽宙斗が出場。トップで決勝進出を果たした。
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パリオリンピックスポーツクライミング男子複合。千葉・八千代市出身の高校3年生・安楽宙斗が決勝進出。スポーツクライミング複合とはボルダーとリードの合計点、上位8人が決勝に進む。スピードは別種目となった。東京オリンピックから正式種目となった。安楽はボルダー、リードともに1位。安楽はボルダーの得点だけで8位以内が確定、リードを登る前に決勝進出を決める圧倒的な強さを見せつけた。安楽は「(準決勝後)持久力的には、まだあと8ポイントぐらい伸ばせたと思う。ちょっと悔しい」と語った。長嶋さんは「もっと色んな人が出てくるんじゃないかと思ってみてる」などとコメントした。日本はこの10年くらいでボルダリングのジムが増えているとのこと。
日本時間午前3時過ぎ、レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級の決勝に、日下尚が登場した。対戦相手は、カザフスタンのジャドラエフ。第1ピリオドは、相手に先制点を与えてしまい、前に出ても相手にかわされ、いい形に持ち込めなかった。日下尚が消極的として、相手に1ポイントが与えられ、背後をとられた状態から再開となった。このピンチをしのぎ、2ポイントのリードを許して、第1ピリオドを終えた。第2ピリオドは、開始早々に強烈な圧力から、相手の背後をとって同点に追いついた。日下尚の投げが認定され、2点を追加し4-2で逆転した。日下尚はその後も攻め続け、ポイント差を広げた。5-2で、日下尚が勝利し、金メダルを獲得した。シドニー五輪のあった2000年生まれの日下尚。名前は、金メダリストの高橋尚子が由来。3歳からレスリングを始めたが、目立った成績は残せなかった。並行して相撲を始めると、全国大会に出場するなど頭角を現した。高校入学後に、レスリング一本にかけた。相撲の経験を活かして、レスリングでも頭角を現すようになった。相撲の押し出しのように、相手を輪の外に押し出す「相撲レスリング」で日本代表となり、オリンピック出場を決めた。日下尚は、このために小さいころからきつい思いを乗り越えてやってきた、優勝できてよかったなどと話した。
須崎優衣は3位決定戦へと回った。リバチを相手に素早いタックルから次々にポイントを奪っていくなど10-0で勝利し、銅メダルを獲得した。須崎は負けたにもかかわらず声援を送ってくれたと観客に対して感謝する様子を見せている。
パリオリンピック。レスリングで日本が続々とメダルを獲得している。男子:グレコローマンスタイル60kg級の文田健一郎・77kg級の日下尚が金メダルを獲得。女子は女子68kg級の尾崎野乃香・女子50kg級・須崎優衣が銅メダルを獲得。女子53kg級・藤波朱理があす決勝戦に挑み銀メダル以上が確定している。一茂さんは藤波選手について、中学時代から負けていないが油断しないことも強さに繋がっているのではないかとコメント。アンジュさんは日下選手について、見てて嬉しくなる選手でありメダルを取るのが難しいとされていた階級なので更に日本が強くなるのではないかと振り返った。
卓球男子団体で日本はスウェーデンと対戦。第1試合の篠塚大登・戸上隼輔によるダブルスが3-1でシェルベリ・カールソンペアに勝利、第2試合は張本智和が男子シングルス銀メダルのモーレゴードを相手に勝利した。しかし第3、第4試合はスウェーデンに取られ、第5試合は張本が2ゲームを先取しながら逆転され2−3で敗れた。張本はひたすら頑張るしかないと3位決定戦について言及している。
卓球男子団体は準決勝でスウェーデンと戦い、2−3で日本が敗れた。パーマ大佐さんは「団体戦あるあるで、先に2勝したチームが逆転されることがある。相手のミスを待つ“攻めない姿勢”が日本の失点につながった」と話す。3位決定戦は中国とフランスの敗者が対戦相手となる。パーマ大佐さんによると「団体戦はメンタルゲームと言われている。最後は気持ちが強い方が勝つ。たとえ有利な展開でも“最後まで攻め切る”ことがポイント」と話す。石山アンジュさんは「3位決定戦は中国が来てもフランスが来ても世界ランクは上ということで厳しい戦いにはなると思うが全部出しきってもらいたい」などコメント。
パリ五輪・レスリング男子グレコローマン130kg級の決勝で、キューバ・ロペス・ヌニェス選手(41)が五輪5連覇を目指した1戦。終始優勢に攻め続け5連覇を達成。偉業を成し遂げたロペス・ヌニェス選手はコーチの元へ駆け寄るとコーチを投げ飛ばし喜びを表現。そして、おもむろにマットに片膝をついて脱いだ黒いシューズをマットにおいて引退を表明。このロペス・ヌニェス選手の行動にSNSでは「山口百恵のようだ」などの声があがった。マットを後にしたロペス・ヌニェス選手。寄り添うコーチの目には涙。ロペス・ヌニェス選手は伝説から神話へ。
パリ五輪・柔道男子73キロ級・3位決定戦で、銅メダルを獲得したモルドバ・アアディル・オスマノフ選手。勝利後に喜んでガッツポーズをした時に肩を脱臼した。アアディル・オスマノフ選手はパリ五輪直前に肩の手術を受けるよう進められていたが、夢を追いかけるために手術を延期していた。
パリ五輪・フェンシング女子個人エペ2回戦。試合中ブラジルの選手が負傷。心配したコーチたちが選手に駆け寄る中、スタッフが選手のために用意した椅子にコーチが着席した。SNSでは「コーチがすかさず座るという笑い話」「コントみたいな映像が面白かった」などの声があった。
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競泳男子200m個人メドレー予選で、アメリカのシャイン・カサスの右脇腹にあったタトゥーが話題になった。「不名誉より死」と日本語で書かれていた。2017年に公開された映画「キングコング髑髏島の巨神」で、日本兵が言ったセリフだと思われる。カサスは、瀬戸大也に続く2位で予選を突破したが、準決勝で敗退した。自身のSNSで、パリ五輪を糧に今後の名誉を目指すと綴った。
バドミントン混合ダブルスで、金メダルを獲得した黄雅瓊と鄭思維ペア。表彰式を終えて、会場を出ようとすると、中国男子ダブルス代表の劉雨辰が黄雅瓊にプロポーズした。混合ダブルスで銅メダルを獲得した渡辺勇大と東野有紗ペアは、その様子を間近で見ていた。東野は、2人が交際しているのは知っていて、プロポーズの瞬間は驚いて見ていたなどとし、渡辺は、指輪を見せてもらい、大きくてきれいな指輪だったなどと話した。
陸上女子やり投げ・世界ランク1位の北口榛花。パリ五輪予選で、1投目で62mを超え、決勝進出を決めた。東京五輪では、日本女子57年ぶりとなる決勝進出を果たした。その後は、世界大会で優勝し、最後の投擲で逆転勝利してきたことから「逆転の女王」の異名もついた。北口は、幼い頃からスポーツ万能で、バドミントンでは、小学6年生で全国団体日本一となった。大学時代からは、チェコで単身武者修行。上田百寧も、全体12位で決勝進出を決めている。北口は、五輪で日本女子初のフィールド競技金メダルを目指す。
俳優・やり投げ選手として国体で準優勝したことのある照英さんのマスターズのための練習映像。照英さんは「小学生の時、高校でやり投げを勧められた」と話した。北口榛花さんは北海道旭川市出身。父はパティシエ。名前はヘーゼルナッツが由来。67.38m日本記録保持者。2021年東京五輪決勝進出、2022年世界選手権銅メダル、2023年同・金メダル、DLファイナル優勝、2024年DL中国優勝、世界ランキング1位。予選は一投げで決勝進出。上田百寧さんは予選12位で決勝進出。
やり投げの起源は人類が狩猟時代に生み出した投げやりがルーツ。古代オリンピックでスポーツ競技になった。長嶋さんは「レスリングも古い」、玉川さんは「霊長類で肩を回せるのは人類だけ」と話した。ルールの紹介。重さは女子600g(バスケットボールくらい)、男子800g。照英さんは「スピンをかけるのが重要」「自分のやりをつかえるか、運もある」と話した。
照英さんは「やりの選び方も要注目」と話した。北口さんは小中学校時代バドミントンと水泳に打ち込み、全国大会出場。バドミントンは小学6年生の時団体で日本一。バド日本代表・山口茜と対戦したこともある。やり投げは高校から。競技歴2か月で北海道大会優勝、高校2年時にインターハイ優勝。石山さんは「負けず嫌い、努力家」と話した。チェコで単身武者修行の映像。
北口榛花さんは大学時代専門のコーチなし、独学で練習。2018年11月国際大会で出会ったチェコのコーチに直談判、メール攻撃。チェコに単身武者修行。チェコはやり投げ大国。男子・ヤンゼレズニーさん(バルセロナ、アトランタ、シドニー五輪3連覇)、女子・バルボラシュパタコバさん(北京、ロンドン五輪2連覇)の紹介。照英さんは「ヨーロッパはやり投げクラブがある」と話した。チェコ式トレーニング、練習内容の紹介。世界一難しいというチェコ語を少しずつマスター。セケラックコーチとケンカするが、二人三脚。セケラックコーチとチェコのコーチが北口さんを応援していた。