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「Dave McCormick氏のX」 のテレビ露出情報

米国で、連邦議会の上下両院の合同会議が開かれ、トランプ次期大統領の当選が正式に確定した。20日に第47代の米国大統領に就任する。国際情勢を分析している米国の調査会社(ユーラシア・グループ)が、ことしの10大リスクを発表。地政学的に最も危険な1年になると、警鐘を鳴らしている。国際政治学者・イアン・ブレマー氏による恒例のことしの10大リスク。最大のリスクとされたのが、トランプ次期大統領も一因とする「深まるGゼロ世界の混迷」。Gゼロとは、国際秩序を主導する国家が存在しない状態を指す、ブレマー氏がこれまで使ってきた用語。オンライン記者会見でブレマーは「10年以上前からGゼロ世界について世界の混迷が来ると語ってきた。ことしはそれが地政学的に世界の仕組みを左右する年だ」と述べた上で、米国・トランプ政権の誕生について「トランプ次期大統領はGゼロ世界で生じた主要な症状。グローバリズム推進、米国と同盟国や国際機関との関係、世界貿易の構築、世界の“警察官”になることに興味もなく、民主主義といった価値の推進に興味がない人々の反映」と述べた。ブレマー氏が指摘する症状は各国にも広がっている。カナダでは6日、トルドー首相が辞任の意向を表明。米国・トランプ次期大統領が、カナダからのすべての輸入製品に25%の関税を課す意向を示す中、トルドー首相は11月下旬、トランプ次期大統領の自宅を訪れ会談していた。しかしカナダ国内では、トルドー首相の対応を巡って、副首相兼財務相が辞任するなど、与党内からも辞任圧力が強まっていた。ヨーロッパでは、トランプ次期大統領の大統領就任を巡って、警戒感が強まっている。トランプ次期大統領に重用され、co−president=共同大統領と評されることもある実業家・イーロン・マスクは、来月議会選挙が行われるドイツを巡り、移民や難民への排他的な主張を掲げる右派政党への支持を表明。さらに英国・スターマー首相について、かつて検察局の長官として、事件に適切に対応しなかったとしてSNSで批判を繰り返している。こうした言動に対し、各国首脳は内政に干渉しようとしているとして、懸念を強めている。スターマー首相は「うそや誤報を広めている人たちは、被害者ではなく、自分自身に関心がある」、フランス・マクロン大統領は「世界最大規模のSNS所有者によるドイツなどへの選挙介入を誰が想像しただろう。それが私たちの生きている世界であり、そこで外交をしていかなければならない」と述べた。日本はトランプ政権にどう対応していけばよいのか。ブレマー氏は「いま日本は選挙の結果で弱い政権になっている。安倍元首相とトランプ次期大統領のように個人と個人、政治と政治の強い関係は築けないだろう。日本は目を付けられないようにしたほうがいい。そうすれば米国からそれほど圧力を受けずに済む。事実上すべての国が問題に対処するため、防戦に徹している。韓国では政府が崩壊、ドイツ、カナダでも政権が崩壊しそう。フランスなども同じ。ことしは冷戦初期か1930年代以来の地政学的に最も危険な年になるだろう」と述べた。ことしの10大リスクとしては、ロシアやイラン、AI(人工知能)についても指摘されている。世界で高まるリスク。日本も含め、政治がしっかりリーダーシップを発揮し、こうした事態を想定して、備えを進めていくことが求められる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年12月11日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタ2分 きょうのニュースをイッキ見
アメリカのトランプ次期大統領が関税引き上げをめぐって会談したカナダのトルドー首相を「カナダ州の知事」と呼んで揶揄した。

2024年12月2日放送 3:45 - 4:30 TBS
TBS NEWS(ニュース)
米国のトランプ次期大統領はカナダのトルドー首相と行った会談について「建設的だった」と明らかにした。トランプ氏は先月29日に行ったトルドー首相との会談について、SNSで国境管理や貿易などをテーマに話し合い、「非常に建設的な会談だった」と明らかにした。トランプ氏は大統領就任後、カナダからの輸入品に25%の関税を課すと表明しているが、その理由について「合成麻薬がカ[…続きを読む]

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