これまで医療機関を受診する際は健康保険証を窓口で提示したり、マイナ保険証をカードリーダーで読み取ったりする必要があった。きょうからスマホを利用するスマホマイナ保険証の利用が始まる。iPhoneの人は電源ボタンをダブルクリックすると登録してあるSuicaなどが出てくるが、マイナンバーカードも登録しておけば出てくるようになるという。6月から登録が始まっている。前提としてはマイナ保険証として登録済のマイナンバーカードが必要。iPhoneとアンドロイドでは若干手続きが異なるがiPhoneの場合を紹介。まず、マイナポータルをダウンロードする。顔を撮影し本人確認を行う。その後必要になるのは暗証番号と署名用パスワード。さらにスマホ用としてさらに暗証番号と署名用パスワードを作る必要がある。15歳未満は原則登録できない。使い方はマイナ保険証とほぼ同じ。メリットとしてはマイナンバーカードの持ち歩きが不要になる。全国に医療機関などは24万カ所あると言われているが、そのうち20万台が国が配布した専用カードリーダーを有している。しかし、スマホ対応はそのうちの3万台のみ。そのため、厚労省はスマホに登録したとしても健康保険証やマイナンバーカードの持参も呼びかけている。