今回は今すぐできるデジタル終活について紹介する。デジタル終活はデータ・インターネットサービスアカウントなどのデジタル遺品のトラブルを防止するための生前対策で、準備をしていないと万が一の際に故人のスマホのパスワードが分からずデジタル遺品の把握や整理をすることができなくなる。パスワードが分からない場合携帯ショップやスマホの製造元に問い合わせても基本的に知ることができず、生体認証の場合には登録者が死亡すると基本的に解除できなくなる。このため家族間でパスワードを把握し合うことが重要となる。またネット銀行を利用している場合には書面形式でやり取りが残っていないのでそもそも口座を把握できないケースもあり、10年以上取引がない場合は法律に基づいて休眠預金として国庫に入ることになる。
