バイデン大統領の私邸に招かれる異例の待遇を受けたあと、クアッド首脳会合の終わり際には拍手で送られた。ウクライナ・ゼレンスキー大統領と会談し、これまでのウクライナ支援への感謝として最高位の勲章を授与された。現在、自民党総裁選には9人が立候補しているが周囲に対して「自分のような首脳外交をできる人がどれほどいるのか」と語り強烈な自負心をのぞかせている。ロシア軍の哨戒機が3度にわたり領空侵犯したほか、中国・深圳の日本人学校で男子児童が襲われ死亡した事件で中国との関係も難しい局面を迎えている。総裁選でだれを支持するのか言わないとしている岸田総理だが外交を含めた自身の路線を継承、発展してくれる候補をぎりぎりまで見極めるものとみられる。