アメリカのデルタ航空は9日に発表した決算で2025年通期の業績予想を撤回し「見通し未定」とした。バスティアンCEOは「不確実性が広範囲に及び成長がほぼ停滞している」とし、「現時点で通期の見通しを更新するのは時期尚早」と指摘した。小売大手・ウォルマートも同様に2月-4月の営業利益率予想を撤回した。ただ、2026年1月期通期の売上高は従来の見通しを据え置いている。マクミロンCEOは「不安定な時期をどう乗り越えるか理解している」とし、低価格を維持し在庫や経費の管理を徹底することで対応する考えを示した。