ここからは元メジャーリーガーの五十嵐亮太さんが解説。2回のヤンキース・ボルピー選手のホームランについて五十嵐さんは「きょうは下位打線が当たっているんですが、なんとかホームランで先制されたあとに点を取りたいところで良いホームランでしたよね」、赤星さんは「難しいボールなんですが、ボルピー選手は低めを打つのが上手い選手。でも初球なので見事でした」とコメントした。五十嵐さんは「ヤンキースはボルピー選手の満塁ホームランなど7~9番の下位打線で合計7打点をあげた。さらに上位打線が本調子になるとドジャースも危ういのでは」と分析する。きょうの大谷選手の調子について赤星さんは「あまり良くない。明らかにかばっていると思うし、バットから手を離す時に明らかに痛そう」、五十嵐さんは「きのうは片手一本というシーンもあったけど、きょうはきのうよりもちゃんと打てているのかなと思う」などとコメントした。これまでのワールドシリーズで開幕3連勝(引き分けを含む)は過去24度あるが、そのチームはすべて優勝している。
あすの第5戦は元ヤンキースの松井秀喜さんが始球式を行うことが決まっている。松井さんは2009年のワールドシリーズで打率6割超え、日本人初のMVPを受賞した。先月、NY郊外で受けたインタビューでは「日本のファンの方に怒られるかもしれないですけれど、私はヤンキースを応援しますよ。正直なところ」と話していた。五十嵐さんは「松井さんがヤンキースで残した成績はインパクトがありますよね。そうしたこともあり、松井さんがそのままヤンキースに残り続けているわけなので、こうしたところで始球式をするというのも、デレク・ジーターも投げましたが特別だった選手にしか与えられない場所なので改めてすごいなと思いましたね」などと話した。
ワールドシリーズ3つの注目点について。ブルペンデーについて宮根さんは「ピッチャーを休ませるためですよね?」と言うと五十嵐さんは「休ませるためではないんです。先発が足りてない苦しい状況なので、ブルペンデーを作るしかなかったんです。ただ、ドジャースは先発投手陣もちょっと不安定という中で山本投手が軸となり、フラハティ・山本・ビューラーの3人がしっかり試合を作った。きょう勝てば優勝だったが、勝つことが出来なかった。それでも投手陣は頑張ったっていうのと、ポストシーズンここまで勝ち上がってきたというのはブルペンに安定感があるからこそここまで勝ち上がってきたので、今後も期待できると思う」と話した。ジャッジ選手について赤星さんは「きょうの最後の打席のタイムリーはものすごく大きい。短期決戦で絶対に目覚めさせてはいけないバッターなんです。ここまで抑えてきたけど、きょうのヒットで明日からもしかすると一気に変わる可能性も秘めている」などと話した。
ワールドシリーズ優勝と大統領選について。アメリカ大統領選の年のワールドシリーズ優勝、直近4回を見るとドジャース・カブス・ジャイアンツ・フィリーズと全てナ・リーグが優勝=今回はドジャース?との予想も。ドジャースは1988年と2020年の2回、大統領選の年にワールドシリーズで優勝している。さらに当選者はどちらも副大統領だった=今回ドジャースが優勝すればハリス氏が勝利?というデータもある。メジャーリーグのシャンパンファイトは過去の田中将大投手の時で見てみると、プレーオフ→地区シリーズ→リーグ決定と勝ち進めるごとにシャンパンの価格が上がっていた。宮根さんは「正直こんなに安いのを使ってるの?って思った」と言うと五十嵐さんも「正直思いました。もうちょっとグレードの高いものだと聞いたんですが、勘違いしていました」などと言った。五十嵐さんはメジャーではないが、マイナーリーグではシャンパンファイトの経験があるそう。今月26日にオークションに出品されたワールドシリーズでの大谷選手の初ヒットボールは、現在入札数150、最高額308万円となっている。さらにワールドシリーズ第1戦・1~3回に使用されていた1塁ベースは168万円、山本投手が打者2人を討ち取ったボールは78万円となっている。ドジャースは”大谷効果”により日系企業などスポンサーが増え、日本円で115億円の増加となった。さらに大谷選手個人もスポンサーなどから得る副収入が少なくとも92億円と言われている。また、大谷選手は契約金のうち97%を後払いにしているが、これを後払いをせず年俸として支払っていた場合は約101億5,000万円とスポンサー収入の増加だけでも大谷選手の年俸を上回ることとなる。資金に余裕があるドジャースはソト選手の獲得に乗り出す可能性もある。ドジャースが優勝してもヤンキースが優勝してもチャンピオンズリングをもらえる選手がいる。テイラー・トランメル選手はマリナーズから今年4月にドジャースに移籍し5試合出場、その後ヤンキースで5試合に出場。ことし5月からはマイナー契約となっているが、チャンピオンズリングはシーズン途中に移籍した選手にも配られるため、ワールドシリーズ開幕前からこの選手はチャンピオンズリングの獲得が決定していた。
あすの第5戦は元ヤンキースの松井秀喜さんが始球式を行うことが決まっている。松井さんは2009年のワールドシリーズで打率6割超え、日本人初のMVPを受賞した。先月、NY郊外で受けたインタビューでは「日本のファンの方に怒られるかもしれないですけれど、私はヤンキースを応援しますよ。正直なところ」と話していた。五十嵐さんは「松井さんがヤンキースで残した成績はインパクトがありますよね。そうしたこともあり、松井さんがそのままヤンキースに残り続けているわけなので、こうしたところで始球式をするというのも、デレク・ジーターも投げましたが特別だった選手にしか与えられない場所なので改めてすごいなと思いましたね」などと話した。
ワールドシリーズ3つの注目点について。ブルペンデーについて宮根さんは「ピッチャーを休ませるためですよね?」と言うと五十嵐さんは「休ませるためではないんです。先発が足りてない苦しい状況なので、ブルペンデーを作るしかなかったんです。ただ、ドジャースは先発投手陣もちょっと不安定という中で山本投手が軸となり、フラハティ・山本・ビューラーの3人がしっかり試合を作った。きょう勝てば優勝だったが、勝つことが出来なかった。それでも投手陣は頑張ったっていうのと、ポストシーズンここまで勝ち上がってきたというのはブルペンに安定感があるからこそここまで勝ち上がってきたので、今後も期待できると思う」と話した。ジャッジ選手について赤星さんは「きょうの最後の打席のタイムリーはものすごく大きい。短期決戦で絶対に目覚めさせてはいけないバッターなんです。ここまで抑えてきたけど、きょうのヒットで明日からもしかすると一気に変わる可能性も秘めている」などと話した。
ワールドシリーズ優勝と大統領選について。アメリカ大統領選の年のワールドシリーズ優勝、直近4回を見るとドジャース・カブス・ジャイアンツ・フィリーズと全てナ・リーグが優勝=今回はドジャース?との予想も。ドジャースは1988年と2020年の2回、大統領選の年にワールドシリーズで優勝している。さらに当選者はどちらも副大統領だった=今回ドジャースが優勝すればハリス氏が勝利?というデータもある。メジャーリーグのシャンパンファイトは過去の田中将大投手の時で見てみると、プレーオフ→地区シリーズ→リーグ決定と勝ち進めるごとにシャンパンの価格が上がっていた。宮根さんは「正直こんなに安いのを使ってるの?って思った」と言うと五十嵐さんも「正直思いました。もうちょっとグレードの高いものだと聞いたんですが、勘違いしていました」などと言った。五十嵐さんはメジャーではないが、マイナーリーグではシャンパンファイトの経験があるそう。今月26日にオークションに出品されたワールドシリーズでの大谷選手の初ヒットボールは、現在入札数150、最高額308万円となっている。さらにワールドシリーズ第1戦・1~3回に使用されていた1塁ベースは168万円、山本投手が打者2人を討ち取ったボールは78万円となっている。ドジャースは”大谷効果”により日系企業などスポンサーが増え、日本円で115億円の増加となった。さらに大谷選手個人もスポンサーなどから得る副収入が少なくとも92億円と言われている。また、大谷選手は契約金のうち97%を後払いにしているが、これを後払いをせず年俸として支払っていた場合は約101億5,000万円とスポンサー収入の増加だけでも大谷選手の年俸を上回ることとなる。資金に余裕があるドジャースはソト選手の獲得に乗り出す可能性もある。ドジャースが優勝してもヤンキースが優勝してもチャンピオンズリングをもらえる選手がいる。テイラー・トランメル選手はマリナーズから今年4月にドジャースに移籍し5試合出場、その後ヤンキースで5試合に出場。ことし5月からはマイナー契約となっているが、チャンピオンズリングはシーズン途中に移籍した選手にも配られるため、ワールドシリーズ開幕前からこの選手はチャンピオンズリングの獲得が決定していた。