おもちゃ店のカウンターで子どもたちがゲームをしていたが、色んな場所で実際におもちゃを手に遊んでいた。当時のおもちゃ店はウサギやクマが演奏でお出迎えし、最新ゲームを手にとって遊んだりRCカーで遊んだりと友達と遊べるたまり場的存在だった。しかし現在のおもちゃ売り場は箱が棚に陳列されているのがメインで、RCカーは触れることができず実際に手にとって遊ぶことは減少した。このような変化が起こった理由として、1991年にアメリカの大型おもちゃ店・トイザらスが日本に上陸し2000年代に大手家電量販店も本格的なおもちゃ販売に乗り出すなどして大量仕入れで値下げが売りの大型店が増加。従来の体験型ではなく、店舗の広さや品揃えの良さで勝負する販売方法で勢力を拡大。その影響かかつての小さなおもちゃ店は徐々に減っていき、おもちゃ店の数は最盛期から3分の1以下になった。しかし現在のトイザらスでは体験型へ方針転換しているという。