10日、トランプ政権の閣僚が広島と長崎での原爆の被害について言及し、核兵器廃絶の必要性を訴えた。アメリカの現職閣僚が核兵器への反対を表明するのは異例。ギャバード国家情報長官はアメリカ領サモア出身で、ハワイ州選出の下院議員。2001年に軍に入隊、イラクなどに派遣されてきた。2019年の大統領選挙に向けた民主党候補者選びに立候補した際、前髪の一部がグレーであることが注目を集め、イラクに派兵されたときに色が変わったと説明、「犠牲になった人たち、戦争の代償と平和の大切さを忘れないためそのままにしている」と語っていた。