生態学者のロブ・ダンはマンハッタンのアリを採取し人間の食の真実を掴んだ。繁華街のアリは人間の食べかすを主食とし、体のほとんどはトウモロコシ由来の炭素でできていた。ダンは人間はこの100年で限られた食物に頼るようになった、アリに起きた変化はその証拠だと語った。ブラジル・サンパウロの工場ではトウモロコシから異性化液糖や加工デンプンを作っていた。異性化液糖はジュースの甘味料などに使われ、劣化しにくく保水力をもった加工デンプンは長く保存してもしっとりしたケーキを食べたいという人間の欲求を叶えている。
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