開幕まで今日で1年となったパリパラリンピックは、来年8月28日に開会式が行われ、12日間の日程で開催される。パリ大会では22競技・549種目が実施され、最大4400人の選手が参加する見込みだという。この内女子の種目数は過去最多の235種目になる他、ボッチャや柔道などで障害が重いクラスが増えるとのこと。日本では競泳の山口尚秀選手が初めてパリ大会の代表に内定している。また車いすラグビーや陸上などで出場権を獲得していて、今後各競技の選考が本格化するという。現在建設中だという選手村は、コンクリートの代わりに木材を使用するなどして、一般的な同規模の施設と比べて温室効果ガスの排出を半減できるとしている。選手村にはオリンピックでは1万4000人。パラリンピックでは6000人の選手・関係者が滞在予定とのこと。大会組織委員会のエスタンゲ会長は、「パリで初開催のパラリンピックで、世界から集まる選手や観客に忘れられない体験を届けるためフランスは最善を尽くすつもりだ」などと意気込みを述べた。