- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 山田大樹 渡部圭司 伊藤海彦 副島萌生 近藤奈央
オープニング映像と挨拶。
昨日鹿児島県の種子島宇宙センターでは、「H2Aロケット」の47号機が姿を現し、30分かけて発射地点に移された。打ち上げは今日午前9時26分の予定で、三菱重工業によると発射場周辺の天候は今のところ問題なしとのこと。H2Aロケットには日本初の月面着陸を目指すJAXAの無人探査機「SLIM」が搭載されるとのこと。着陸技術の実証とともに、月の岩石などを調べるとしている。月面着陸が成功すれば世界で5か国目となり、データは「アルテミス計画」にも利用されることになっている。H2Aロケットを巡っては今年3月に、「H3」ロケットの初号機が打ち上げに失敗して影響が懸念されていたが、JAXAは共通する部品の検査を強化するなど対策を講じてきた。
開幕まで今日で1年となったパリパラリンピックは、来年8月28日に開会式が行われ、12日間の日程で開催される。パリ大会では22競技・549種目が実施され、最大4400人の選手が参加する見込みだという。この内女子の種目数は過去最多の235種目になる他、ボッチャや柔道などで障害が重いクラスが増えるとのこと。日本では競泳の山口尚秀選手が初めてパリ大会の代表に内定している。また車いすラグビーや陸上などで出場権を獲得していて、今後各競技の選考が本格化するという。現在建設中だという選手村は、コンクリートの代わりに木材を使用するなどして、一般的な同規模の施設と比べて温室効果ガスの排出を半減できるとしている。選手村にはオリンピックでは1万4000人。パラリンピックでは6000人の選手・関係者が滞在予定とのこと。大会組織委員会のエスタンゲ会長は、「パリで初開催のパラリンピックで、世界から集まる選手や観客に忘れられない体験を届けるためフランスは最善を尽くすつもりだ」などと意気込みを述べた。
東京・渋谷から中継で気象情報を伝えた。
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広島市に住む中学1年生・堂畝椰子さん。「私のへいわ」をテーマにした写真をイベントで展示しようと撮影に取り組んでいる。椰子さんの中学校がある似島は、市の中心から海を隔てて3kmほどの場所にある。椰子さんは慰霊碑などではカメラを向けようとしない。椰子さんは「亡くなった人たちを弔う場所だから」と語る。登下校中に寄り道する場所を写真に収めていった。写真を取り始めたのは、写真家の母・紘子さんがきっかけ。今回のイベントの主催者でもある。 紘子さんは被爆三世で「被爆三世の家族写真」というテーマで被爆者と家族の写真を撮影している。母の姿を見てきた椰子さんは自分から「私のへいわ」をテーマに写真を展示したいと言い出した。200枚余りを撮りためて、そのうち10枚を展示する。弾薬庫跡の写真などは、自分には遠い存在で“平和を考えるきっかけになりにくいのでは”と考え選ばなかった。今月19日の展示では、通学路や友達を撮影した写真を並べた。
一昨日栃木県・宇都宮市と隣接する芳賀町間を結ぶ次世代型路面電車「LRT」が開通した。1度に160人の乗客を輸送する事ができ、従来の路面電車と比較してバリアフリーな設計のため高齢者や車椅子の人も気軽に利用できる。宇都宮市周辺では少子高齢化による人口減少と自家用車普及によるバス路線赤字という問題を抱えていて、都市中心部からLRTで郊外の人が集まりやすい施設を結んでバス路線の見直しを行うことで誰もが移動しやすいコンパクトな街づくりを目指している。沿線では開業前からLRT開業に向けてスーパーやホームセンターなどの店舗が次々に進出していて、一昨年には市内で26年ぶりとなる新しい小学校も開校した。一方でLRTが開通する事で新たな交通ルールが生まれることから事故が発生しないか不安の声もあがっていて、栃木県では車の保有台数も多いことから利用者は増えないとの批判の声も出ている。こうした意見に専門家は「短期的な利益を見るのではなく、同様の課題を抱える都市の先行事例として長期的に見守っていく必要がある」と述べた。LRTは今後市の中心を通る5kmほどの延伸を計画している。
原爆死没者名簿の名前を書く書道家・森田孝子さんは自身も被爆2世。被爆者から聞き取った声を書で表現している。森田さんは書を通じて若い世代にも平和への思いを伝え、未来につなげていってもらいたいと話した。
ペットボトルの生産で原料の約7割を占めるパラキシレンについて、これまで石油由来のものでしか量産できなかったが、ENEOSが使用済み食用油などで量産する技術を開発。サントリーホールディングスや三菱商事と連携し本格的に生産することになった。生物資源のみでつくるペットボトルの商用化は世界初。来年から年間3500万本ほど出荷想定。
ドイツの高級車メーカー、メルセデス・ベンツは先週、日本で7車種目のEVとなるSUV＝多目的スポーツタイプ車を発表した。来日したオラ・ケレニウスCEOは、日本は会社にとって極めて重要な市場だとした上で長期的にEVを投入する考えを明らかにした。
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今週の注目は「そごう・西武 労使虚偽 ストライキ判断へ」「今週のガソリン価格」など。そぼう・西武を巡っては親会社のセブン＆アイ・ホールディングスがアメリカの投資ファンドに売却することを決めているが、雇用の懸念などから労働組合は反発し、経営側との調整が難航。競技結果を踏まえ、ストライキ実施を判断する。
今日8月28日は気象予報士の日。1994年の今日第1回気象予報士の国家試験が実施されたということで、気象予報士試験の問題を紹介。
台風9号、台風10号の進路予想など気象情報と天気予報を伝えた。
エンジェルス大谷がメッツ戦で2番指名打者で出場。4打数ノーヒットだったが、試合途中から鳥がスタジアムに居座り観客を沸かせた。
パラ卓球車いすのクラスの七野一輝選手を紹介。力強いフォアが持ち味。アジアパラ大会で優勝して大陸枠でパラリンピック代表を勝ち取りたいと語る。元は立位のクラスの選手だったが、東京パラリンピック出場をかけた国際大会で敗れ出場を逃し、絶対パリ大会に出てリベンジしようと思ったという。去年4月練習中の転倒で負傷し立位でのプレーが難しくなり、車いすのクラスへの転向を決意。慣れない競技用車いすや目線が低くなったことによる距離感などに苦しめられるが、コーチの山岸さんと基礎練習を繰り返し手応えをつかんできたという。車いすへの転向から10か月で臨んだ国際大会では東京パラリンピックの銅メダリストを破り優勝した。パリパラの出場がかかるアジアパラ大会は10月中国で開催。