節約術を街で調査。リビングでもトイレットペーパーを活用。携帯電話を格安SIMカードに変更。ドラッグセイムスではアプリ会員に対し毎月22日にポイント22倍のサービス。東京・墨田区・八百七は激安の青果店。お米の節約術。おもちゃは廃材で手作り。洋服も大人用シャツをリメイクして子供服に。端午の節句のはかまと羽織を手作り。畑で野菜、果物などを栽培。
50代の女性は洗剤を節約するために野菜のクズを使用しているなどと話したため、実際に節約術を見せてもらった。使うのは料理で出たジャガイモの皮。ジャガイモの皮の内側でシンクの水あかの汚れ軽く擦り、さっと水で流し乾いた布で拭けば、シンクがキレイになった。ジャガイモの皮には「サポニン」という成分が入っていて、石鹸と同じように汚れを落とす効果がある。他にも、節約のために保存していたのは、食べ終わったミカンの皮。ミカンの皮の外側でガスコンロの油汚れを擦ると、あっという間に油汚れが落ちた。ミカンの皮には「リモネン」や「クエン酸」など油汚れを落したり消臭効果のある成分が含まれているため、キッチンの掃除には持ってこいのようだ。節約のために保存していたのは、卵の殻。卵の殻を握りつぶして細かく砕き、これを水筒に入れ水を少し入れたら、細かくなった殻が研磨剤の役目を果たし、しつこい茶渋を落とすことができるという。こうした節約が今では夫にも影響していて、エアコンの空気が廊下に逃げないように作ったオリジナルのカーテンは夫の手作り。リビングとつながる階段の途中にオリジナルのカーテンをつけると、電気代が1か月およそ3000円も安くなり、妻の節約術と合わせて年間で3万円ほどお得になっているという。皆さんの節約術を調べてみたら、長引く物価高に悩みながらも誰もがマネできる小さなことを積み重ね、節約を楽しんでいることが分かりました。