連日の暑さで食卓に影響が。東京・立川市の農園で畑を見てみると、キュウリの原型がわからないほど茶色く干からびていた。トマトもシワシワに干からびていた。「夏野菜が作れない」という異常事態に農家の人々は頭を抱えているという。農水省によると、今月のトマトやピーマンの価格は平年に比べて3割~4割ほど上回っている。野菜に加えて豚肉の価格なども高くなっている。今年の異常な猛暑と少ない雨は、食品の価格が上がる”猛暑インフレ”を引き起こしている。専門家によると、食費の他に光熱費も合わせれば、年間最大10万円以上の負担が増えるという。