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「トミカヒーローレスキューフォース」 のテレビ露出情報

拓哉は日本人の父とタイ人の母の間に生まれた。母は拓哉が幼い頃に離婚したあと、女手一つで拓哉たち兄弟を育てていた。拓哉は人命救助をメインに行う特撮ヒーロー「レスキューフォース」に憧れ、毎日人命救助に関する本を熟読した。消防士を目指していたが、拓哉は勉強が苦手だった。その後サッカー部に所属して体を鍛える一方、兄弟と地域の清掃やボランティア活動を行った。防災訓練などにも参加し、人助けに役立つことを学んだ。ある日交通事故で右膝の靭帯を損傷、全治3か月の大けがをした。そんな中、拓哉たちが暮らす2階の部屋の真下の部屋で火事が発生した。1階の部屋に取り残された男性は足をけがしていた。拓哉は男性を助けに向かったが、すでに部屋は猛烈な炎に包まれていた。拓哉は一酸化炭素中毒を起こさないよう火のない空間に消火器を噴射し、男性を救出した。建物は炎によって廊下が通れない状態になっており、ほかにも逃げ遅れた7人の住民がいた。住民たちは1階と2階の間にある踊り場から助けを求めていた。拓哉や兄弟、住民たちは連携プレーで取り残された人たちを担いで救出した。消防隊が到着したときには取り残された7人の救助は完了していた。消防隊は消火活動に専念することができた。家は全焼し家族は持ち出せた貴重品以外すべてを失ったが、状況を知った拓哉の同級生の保護者や先生らが一家のために100万円以上の寄付金を集めた。拓哉は警察や消防などから表彰され、多くのメディアが取り上げた。ただ母からは「1つしかない命を大切に使ってほしい」と怒られたという。現在は山梨県で美容師として働いている。

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