イスラム組織ハマスは25日、イスラエルの人質4人を新たに解放した。パレスチナ自治区・ガザ地区で25日、ハマスにより拘束されていた人質4人が解放された。4人はイスラエル軍の女性兵士で、イスラエルへ移送され、家族との対面を果たした。一方イスラエルも刑務所などに収容しているパレスチナ人200人を釈放した。さらにガザ地区南部への避難を余儀なくされていた住民の帰還も進められている。イスラエルとハマスは今月19日から6週間の停戦に合意していて、ハマスはその間に33人の人質解放、イスラエルも収監中のパレスチナ人の釈放を約束している。停戦が発効してから戦闘は起きていないが、今後も停戦が保たれるかが焦点。ロイター通信によると、イエメンの武装勢力・フーシ派も拘束していた153人を解放した。フーシ派はイスラエルのガザ侵攻以降、ハマスへの連帯を示すとして、イエメン近海を航行する外国船舶への攻撃やだ捕を繰り返してきたが、ガザ停戦発効以降、拘束した外国人の船員らの解放を進めている。