今月16日、ローマ教皇のレオ14世は名指しを避けたものの「一握りの暴君によって世界が荒廃している」とトランプ大統領を念頭に置いた発言をした。これに対しトランプ大統領も「醜い世界の現実を理解する必要がある」と反論した。カトリック教会のトップであるローマ教皇が世界の指導者に直接返答するのは極めて異例の事態だという。これに対しトランプ大統領は12日、生成AIで作ったとみられる自らをキリストに見立て、患者の額に手を当てる画像をSNSに投稿。これに対し、自らの支持基盤であるキリスト教保守派の一部から「とんでもない侮辱行為だ」と批判された。これについてトランプ氏は「あれはキリストではない」と否定したが、レオ14世は「私はトランプ政権を恐れていない。今後も戦争には声高に反対する。」という声明を発表した。すると15日、トランプ氏はキリストと思しき人物と額を合わせる新たな画像を投稿した。国際ジャーナリストの小西克哉氏は「トランプ大統領はイランへの攻撃を非難するローマ教皇がとにかく気に食わない」と指摘。実は去年、前教皇が死去し、レオ14世が選出される間に自らがローマ教皇に扮した画像を投稿している。小西氏は「自分は教皇にもなれるとアピールし、今回の画像もキリストに並ぶ存在になりたい表れではないか」と指摘した。
