エヌビディアのジェンスン・フアンCEOはアメリカのラスベガスで開かれる世界最大規模のテクノロジー見本市「CES」に先立ち、ロボットや自動運転に使われるAIの開発に役立ててもらおうと新たな基盤技術を無償で提供すると発表した。この技術を使うことで、ロボットや車を倉庫や道路などで動かさなくてもシミュレーションされた環境で、AIに重力や衝突の影響などの物理的な動きを効率的に学習させることができるとしていて、AIの開発コストを大幅に削減できるという。また、エヌビディアはトヨタ自動車との連携を強化し、次世代の技術の開発に適した最先端の半導体や運転制御を行うソフトウェアを提供すると発表した。