きょう紹介するのは「2030月面テレビ」。夏の日差しが降り注ぐアメリカ・フロリダ。バカンスを楽しむ人たちの視線の先には、いまや3日に1度打ち上げられるロケット。かつて国をあげて挑戦していた月への道だが、いまや民間企業の着陸船が次々月に降り立ち、誰もが月に行ける時代が目の前に来ている。そんな中、完璧な月着陸を決めたのがアメリカの民間企業「Firefly」。キレイに降り立った着陸船がすぐさま月の調査を開始。砂地を掘って内部温度を測りNASAに報告した。この月面探査の大きな目的の1つが「資源の発掘」。なんと月に水がある!?しかもそれがロケットの燃料に。他にも日本の研究機関が希少資源の存在を突き止めた。さらに月面探査に必要な世界初の乗り物を日本が開発中。その全貌とは。
スタジオには「有人与圧ローバー」の映像が映し出された。有人=人が乗る、与圧=室内の気圧を高め宇宙服を脱いで過ごせる、ローバー=探査車を指す。全長約7メートル、幅・高さが5メートル。ロケットでこのサイズのまま打ち上げる。月についてから動力とするのが太陽電池パネル。背面がハッチとなっており、階段が出てきて中に入る。運転室・ベッドルーム・シャワーなどがあり、気圧は地球と同じように設定されている。月は昼・夜の気温差が210℃以上あるが、内部は温度が一定に保たれている。宇宙飛行士2人が約1か月間こもって月面探査を行うことができ、6年後には実現予定。
イーロン・マスク率いる「スペースX」の一大拠点「スターベース」。そびえ立つのは人類を月と火星に運ぼうという巨大宇宙船「スターシップ」。燃料を積む下段のロケットと、人が乗る下段の宇宙船が合体すると、全長121メートル、最大100人が乗れる設計。イーロン・マスクが目指す最終目的地は火星。大気と水があり人類の移住先として研究が進んでいる。究極の目標は宇宙船とロケットの再利用。例えばスペースシャトルでは宇宙飛行士が乗る宇宙船は再利用していたが、燃料が入った巨大タンクは使い捨てだった。そこで編み出した奇策が燃料が入ったロケットを打ち上げた発射台に直接戻すことだった。
スタジオには「有人与圧ローバー」の映像が映し出された。有人=人が乗る、与圧=室内の気圧を高め宇宙服を脱いで過ごせる、ローバー=探査車を指す。全長約7メートル、幅・高さが5メートル。ロケットでこのサイズのまま打ち上げる。月についてから動力とするのが太陽電池パネル。背面がハッチとなっており、階段が出てきて中に入る。運転室・ベッドルーム・シャワーなどがあり、気圧は地球と同じように設定されている。月は昼・夜の気温差が210℃以上あるが、内部は温度が一定に保たれている。宇宙飛行士2人が約1か月間こもって月面探査を行うことができ、6年後には実現予定。
イーロン・マスク率いる「スペースX」の一大拠点「スターベース」。そびえ立つのは人類を月と火星に運ぼうという巨大宇宙船「スターシップ」。燃料を積む下段のロケットと、人が乗る下段の宇宙船が合体すると、全長121メートル、最大100人が乗れる設計。イーロン・マスクが目指す最終目的地は火星。大気と水があり人類の移住先として研究が進んでいる。究極の目標は宇宙船とロケットの再利用。例えばスペースシャトルでは宇宙飛行士が乗る宇宙船は再利用していたが、燃料が入った巨大タンクは使い捨てだった。そこで編み出した奇策が燃料が入ったロケットを打ち上げた発射台に直接戻すことだった。