反プーチンのカリスマナワリヌイ氏が死亡したとロシア当局が発表した。献花台に足を運んだ市民たちは警察官に追い払われた。翌日には警察が見守る中、献花台を撤去した。ナワリヌイ氏は亡くなる前日、オンラインで裁判に参加し元気な声で冗談も口にする姿もあった。翌日、ナワリヌイ氏は死亡。遺族らは死因についてロシア当局から突然死症候群と伝えられたという。遺体にあざがあったと報じる独立メディアもある。ロシア国内だけでなく国外でもプーチン政権がナワリヌイ氏に手を出したという見かたが強まっている。ナワリヌイ氏は2020年8月、猛毒を飲み物に混ぜられ意識不明の重体になった。その後、治療を受け回復した。ナワリヌイ氏に密着したドキュンメンタリー映画では調査チームとともに毒殺未遂の真相に迫る場面もあった。映画の中でもし殺されたらと質問されたナワリヌイ氏は諦めるなと話している。ロシア大統領選挙でプーチン大統領は再選を目指している。