黒川想矢さん(16)は「自分にとって挑戦するような役が今年は多かったような気がします」と語る。歴代興行収入ランキングでほうが実写1位(興行通信社調べ)となった国宝。この作品で主人公の少年時代を演じているのが黒川想矢さん(16)。TAMA映画賞で最優秀新進男優賞に輝いた。黒川想矢さんは、ある同級生から、国宝を見てきたんだけどめっちゃ良かったから見に行ってこいよと言われて、役を見て黒川想矢を感じなかったということでもあるのかなと思って、僕はそれを言われたときは一番嬉しかったと明かした。黒川さんは5歳から芸能活動をスタート。8歳のときにドラマに出演し、俳優デビュー。2023年に公開された映画「怪物」で、第47回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞し注目された。国宝では約半年、歌舞伎の稽古を受けたという。黒川さんは、寺島しのぶさんんが勧めてくれたのもあって、歌舞伎や日曜舞踏は無心になれる部分がすごく演技に似ている気がして、無心になれる瞬間が楽しくて稽古を続けさせていただいたというのもあるのかな、と話していた。黒川さんは、今後挑戦してみたいことがあるといい「英語に演技に挑戦してみたいという夢がある」と話していた。
