大分県南西部のくじゅう連山の景色を紹介。東西約15kmにわたり30あまりの山々が連なるのが特徴で、10月に入ると標高1500mを超える稜線が赤く彩られ、ドウダンツツジも見頃を迎えている。標高1000m付近では広葉樹の森と草原・湿原が広がる様子が見られる。ホオジロはススキをついばむ様子が見られ、モズはバッタを捕まえる様子を見せている。アナグマは通常土の中に潜むミミズなどを狙うものの、この時期は地面の木の実も食べる様子を見せていて、タヌキも冬の備えて栄養を蓄えていくなど、豊かな恵みを求めて生き物はそれぞれ躍動していく様子が見られる。