日没が迫る中木の伐採中に10m程度から転落したと通報を受けドクターヘリが急行。時間はギリギリということで合流地点に降りたらエンジンを止めないで戻るという判断。救急車の隊員に話を聞くと男性は10mではなく4mからの転落だったが骨盤に痛みを訴えている。搬送先の病院と連携しながら搬送。落下時の記憶がないことから外傷性健忘の可能性が高いと判断。病院では情報から準備を進め素早い診察が可能。検査の結果恥骨や骨盤の関節など全身8カ所を骨折していた。さらに造影剤が漏れていることから出血していることが判明し、緊急治療を行った。入院後リハビリを経て約1カ月半で退院した。