2024年12月22日放送 18:30 - 20:50 テレビ東京

日ビ 救命救急SOS
【カメラが捉えた緊迫の瞬間…奇跡の生還SP】

出演者
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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

救命救急SOS 命の現場 奇跡の生還SP
世界遺産・高野山を守る消防本部

転落現場となった高野町は空海が1200年前に開いた真言密教の聖地。この場所の救命にあたるのが高野町消防本部。高野町消防本部には22名の隊員が所属し24時間生命と向き合う。その中の一人である寺下涼花は救急救命士歴2年の新人の女性隊員。消防隊員は全国で約16万6000人居るがそのうち女性隊員は約6000人ほど。体力が求められる現場であるが現場に行った時傷病者は男性だけではなく女性や子供おりそういう時に女性ならではの優しさなどで接してあげるともっと安心してもらえるのを見てもっと増えていったらなと思うと話す。

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空海高野町消防本部高野町(和歌山)

頭痛などを訴える男性からのSOSを受けて高野町消防本部が出動。現場は団地の3階で玄関口で男性が倒れていた。救急車荷運び血圧などを測定。医師に容体を伝え病院へ搬送。レントゲンやCT検査を行う。診察の結果脱水症で動けなくなっていて熱中症と診断。取材時の2024年8月の高野町では30度を超える夏日が続いていた。男性は発見が早く事なきを得た。寺下はお礼の言葉をもらい救命士になってよかったと思いましたと話した。

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熱中症脱水症高野山総合診療所高野町消防本部

高野町では近年異変が起きている。この日、奥之院へ救急隊が駆けつける。患者は石段につまずき転倒し足の付根の痛みを訴えていた。搬送後、診察した結果大腿骨の頸部骨折と診断された。高野山は2004年に「紀伊山地の霊場と表詣道」として世界遺産に登録された。その結果高野町の人口約200人に対して年間約140万人の観光客が訪れている。普通は大体10%以下ぐらいは町外に搬送しているが高野町消防署では40%~50%近くが町外の方を搬送しているという。宿坊体験ができるお寺で階段から転落した女性を搬送。女性は「節挫傷」でリハビリに励んでいた。治療にあたった前充利さんは救急救命士歴20年で、樹民や観光客とか別け隔てなくぼくらはやっていると話した。

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南奈良総合医療センター橋本市(和歌山)節挫傷紀伊山地の霊場と表詣道紀和病院高野山奥之院高野町(和歌山)

観光客が消防本部にSOSが入る。現場では頭を抑える外国人男性がおいり、頭頂部に約3cmの傷があり翻訳アプリで事情を聞くと夜道でバス停のひさしに頭を強打したという。傷が深く医師の介入が必要と診断し搬送して医療用ホチキスで縫合した。訪日外国人は増え続けており医療現場も国際化している。適切な治療をするためにコミュニケーションが必要で進化が求められる

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イタリア高野町(和歌山)
空から患者を緊急搬送

剪定バサミで右手の親指を切創してしまったと通報が入る。迅速かつ高度な医療が必要で救急車では間に合わないおそれがあるためドクターヘリが出動。高度医療センターがある前橋赤十字病院へ約30kmの距離を飛ぶ。

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ドクターヘリ前橋赤十字病院

剪定バサミで右手の親指を切創してしまったという男性は検査すると骨、血管が完全に切れており再接着術という手術を行う。ドクターヘリは遠く離れたところから早く患者を病院へ搬送して、専門医に繋げられるかが重要になってくる。ドラマについて看護師が荷物を背負って先生の元にいくけど、荷物の総重量は20.4kgであんなに軽くないぞって思っていると話した。前橋赤十字病院では自衛隊大型ヘリも発着できるヘリポートもあり、群馬県唯一のドクターヘリが運用され、通算出動件数は10000件超となっていて、20分以内で群馬県全域で到達可能。ドクターヘリのフライトドクターは10名おり、医師が必要なSOSに備える。

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ドクターヘリ前橋赤十字病院山下智久比嘉愛未群馬県

栃木の方からドクターヘリから受け入れ要請が入り搬送される。搬送されたのは70代女性で検査すると大動脈瘤が破裂して出血している状態で生命の危機と迎えていた。しかし患者は痛がる様子はなく、血栓化して今はコントロールできている状態で、ちょっと動かした拍子に出血する可能性もある。本来は同意書を頂いてから手術室に向かうのが筋だが後から頂く形で進めてもいいですかと連絡を取り、緊急手術を実施。セントグラフと治療を行い一命をとりとめた。

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ドクターヘリ大動脈瘤宇都宮(栃木)

この日、いつもは1人のフライトドクターが担当するがこの日は2名。井上俊さんは新人フライトドクターでOJT中。まだ20回ほどしか乗っておらず、小橋さんの場合は独り立ちしたのは100例以上だったという。この日71歳女性で大動脈解離でショックの通報が入る。井上さんは小児科医だった頃から小児救急をやりたいと思っていて、まずは成人の救命救急を学んで勉強をしていると話した。続いて60代男性が木の伐採中に10m程度から転落したと通報が入り約24kmの距離をヘリで約8分で現場に向かう。ドクターヘリは有視界飛行が義務付けられており、日没後の飛行が出来ないため時間との勝負となってくる。

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大動脈解離桐生市(群馬)

日没が迫る中木の伐採中に10m程度から転落したと通報を受けドクターヘリが急行。時間はギリギリということで合流地点に降りたらエンジンを止めないで戻るという判断。救急車の隊員に話を聞くと男性は10mではなく4mからの転落だったが骨盤に痛みを訴えている。搬送先の病院と連携しながら搬送。落下時の記憶がないことから外傷性健忘の可能性が高いと判断。病院では情報から準備を進め素早い診察が可能。検査の結果恥骨や骨盤の関節など全身8カ所を骨折していた。さらに造影剤が漏れていることから出血していることが判明し、緊急治療を行った。入院後リハビリを経て約1カ月半で退院した。

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ドクターヘリ外傷性健忘
緊急出動!ドクターカー

船橋市消防局救急ステーションに通報が入りドクターカーが出動。心肺停止で娘の呼びかけに反応ない。医師の早期介入が生存率を高め、現場から病院へ生命をつなぐ。ドクターカーの中には人工呼吸器やエコー、骨髄ロ確保などの機材が備えられている。ドクターカーで24時間360日30年以上続いているのは船橋だけだという。この日は体長が調理当番で鶏胸肉のサラダなどを用意するが出動がかかってしまい、1時間半後に食事が再開された。

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ドクターカー船橋市消防局

麻酔と救急のスペシャリストを目指す小野翔真先生。医師を目指したのは高校生で祖母が病気になってそこで約束したという。そのころには末期の癌だったという。この日は83歳の男性が奥様の通報で出動。心臓の前壁が動いておらず心筋梗塞と診断。いち早く血流を回復せねば命の危機がある。病院に搬送sレバルーン拡張術で血流が再開し一命をとりとめた。集中治療室で経過観察後一般病棟へ。小野先生は目指す医療像としてドクターカーは現場で治療、病院で救急外来の患者も診て治療や手術が必要な患者さんを手術室で全身管理する、一連の流れをみられる医師になりたいと話した。

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心筋梗塞船橋市消防局
横浜「急患を断らない」病院!

みなと赤十字病院に脳卒中の男性が搬送される。みなと赤十字病院では受け入れ要請が鳴り止まない。みなと赤十字病院には年間来訪者数は2000万人超で1番ひどいのは1日80何台であるが受け入れるのが使命だと話す。格闘技の試合で頭部損傷で搬送された格闘家の頭には10cmの傷口があり、麻酔をして縫合。脳には以上はなかったためその日中に帰宅した。

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山下公園横浜中華街横浜市立みなと赤十字病院横浜(神奈川)脳卒中

救急部部長の中山祐介先生は自分より患者を優先と考えており、救急医は救急車で診るべきと思っていると話した。みなと赤十字病院では総勢16名の医師が命と向き合っている。深夜0時、バイク事故で両手変形している患者が搬送された。

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横浜市立みなと赤十字病院

みなと赤十字病院に深夜0時、バイク事故で両手変形している患者が搬送された。事故はバイクが大破するするほどのもの。両手以外は問題なく、両手は骨がズレた状態になっており、特に左腕は骨が皮膚の裏側に。X線画像をみつつ骨の位置を戻し、固定。さらなる損傷を防ぎ痛みを緩和。後日手術をし約1か月後に退院した。

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横浜市立みなと赤十字病院
巨大病院!高度救命救急センター

藤田医科大学病院に心肺停止の重症患者が搬送される。患者は無脈性電気活動状態で自動式心臓マッサージ機をつける。さらにエコーで心臓が動いているのが確認された事から心拍を強める薬を投与するなど蘇生措置を続け、搬送から10分で蘇生した。藤田医科大学病院は敷地面積東京ドーム約6個分の広さがる巨大病院で駐車場から病院への巡回バスが走っている。建物は最高15階建てで全8棟あり、病床数は1376床と日本一。さらに外科医用の手術トレーニングセンターや手術支援ロボットは全6台ある。手術支援ロボットは米に文字を描くことができるほど精密となっている。病院には約4500人の職員が所属している。その中にある高度救命救急センターは一般病院では対応が難しい患者を受け入れる最後の砦で2023年度は29014人の患者が搬送された。

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東京ドーム藤田医科大学病院豊明市(愛知)

救急総合内科の梅村優宇先生は外傷治療にも長けた救急医を目指していて、突然の別れをなくしたいというのが救急をやりたいと思ったきっかけと話す。この日搬送されたのは起床後に吐血した男性で施設職員が発見し、血圧低下もみられ救急搬送された。持病のため抗血栓薬を服用しているため血液がサラサラの状態で、出血を放っておくとショックになり命の危機がある。検査から胃の内部からの出血と判断。消化器内科の処置を行う。処置から30分で完了。救急では軽傷から重症を受け入れていて、救急外来スタッフ数は約80人いる。リーダーは医師歴22年の渡瀬剛人先生。渡瀬先生は07年にアメリカへ救急勉強をしていて、当初は3年の予定だったが13年うた。ハーバービュー・メディカルセンターではER副部長を務めた救急のスペシャリストとして後輩に救急医として姿勢を見せている。

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シアトル(アメリカ)ハーバービュー・メディカルセンター藤田医科大学病院血栓塞栓症

倦怠感を訴え、呂律障害で搬送された90代女性。脳卒中のおそれもあり話を聞き、CT検査などを行い右肺が炎症を起こしており高齢者は体のバランスが崩れただけで意識障害が出るという。抗生物質と解熱剤を投与して様子を診る。救急医療には様々な患者が搬送され、勉強の場を求め若手医師が集う。医師歴5年の澤千恵先生は元東芝社員でそこから脱サラして医師になった経歴を持つ。そんな澤先生のもとに呼吸困難で転院搬送された男性がやってきた。前日に長時間の運転をしていたという。

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呂律障害大阪府東京都東芝肺炎脳卒中藤田医科大学病院

藤田医科大学病院の澤先生は呼吸困難で店員搬送された男性を診る。検査の結果血の塊を確認し肺塞栓症からのエコノミークラス症候群を併発。循環器内科の集中治療室で血栓を溶かす投薬治療を行った。常に緊張感がある救急ではほっと一息つけるのがランチ休憩。澤先生はコンビニを利用してしているという。そんな澤先生は2児の母で、仕事を終えたら保育園に迎えへ行き、夕食の支度など家事に育児をこなす。夫とは前職の同期で職場結婚。夫の敬一さんは医師への転身は聞いた時はびっくりしたけどやりたいと決めたらやってみたらいいと後押しをしたという。医者を目指す生活は苦労続きで、長男を出産した時は医学部2年で、息つく日もない日々が続いた。医師を目指すきっかけとなったのが父が交通事故で亡くなり、その際、救急の先生によくしていただいたという。それでも後悔していることがあり、前日に夫の携帯に電話があり、代わるかときかれまた今度で良いと話しそれが最後だったという。悲しむ人を見たくないと救急の道を目指した。

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藤田医科大学病院

澤先生のもとに嘔吐が止まらないという男性が搬送される情報が入る。3日前から吐き気があり腹痛はない。エコー検査を擦ると心臓の動きに異変があり、確認すると血管が石灰化していて放置すると心筋梗塞となる可能性がある。

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心筋梗塞脳梗塞藤田医科大学病院
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