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「ドクダミ」 のテレビ露出情報

今回の展示場所の渋谷区立松濤美術館は哲学の建築家と称された白井晟一が手掛けたユニークな形の美術館。須田さんは個展にあたり、まず何度も展示室の下見を繰り返し設置場所を決める。壁の隙間からしなやかにツルを伸ばすスズメウリ、スタンド照明の後ろから覗いているのはドクダミ。設置場所に合わせ作品をイメージしてから制作する。今日の作品も展示室の意外な場所に設置するという。次はモデルとなる雑草を探す。鍋島松濤公園にやってきたがその中の雑草を木彫りにするためにはまずその被写体の写真を用意。素材はおもに朴の木を使用。11本の彫刻刀と2本のノミを使う。まず茎や葉をパーツごとに掘っていく。上の葉から順につくっていき、大まかに形を削っていく荒削りをしていく。ここから彫刻刀をかえて更に薄くしていく。次に葉脈を彫り、葉先を整え軸から外していく。先ほど作った茎に葉を装着。この一枚に1時間かけて掘っている。このあと残りの葉を順番に作り彩色を施す。それが展示される空間ごと作品に変えてしまう須田さんの木彫りアート。2つの部屋が並ぶ作品では左には木彫りででいた椿の花が。右の部屋には何もないようだがそこには須田さんのマジックが。

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