アメリカ・アイオワ州では、アメリカ大統領選挙の共和党候補者レースの初戦となる党員集会が15日に開かれる。直前の世論調査では、トランプ前大統領が48%の支持を獲得し、次いでヘイリー元国連大使が20%、デサンティスフロリダ州知事が16%となっている。トランプ氏は、ライバル候補を激しい言葉で貶め、刑事訴追されたときには、自らを被害者と位置づけて、支持者の結束を強めた。大豆農場を経営する男性は、長年の共和党支持者で、過去2回の大統領選では、トランプ氏を支持したが、自らと異なる立場を排除するトランプ氏の政治姿勢に懸念を抱いていた。アイオワ州の結果は、選挙戦全体にも大きく影響するとみられている。