山下元外報部長が解説。バイデン氏が後継に推薦するとしたらハリス副大統領だが、実はハリス氏になるとバイデン氏が集めた献金・軍資金を引き継げるメリットはある。ただ、ハリス氏の人気は低空飛行を続けており、担当した移民問題で上手くいっておらず、民主党の支持層からも不満や反発が出ている。将来大統領候補になるだろうと見られているのがカリフォルニア州のニューサム知事。カリフォルニア知事とサンフランシスコ市長を務めていて知名度がある。さらに注目が高まっているのがミシガン州のウィットマー知事。ミシガン州は大統領選の激戦区。ここで知事を2期務めて元々ミシガン州育ち。さらに警察官も務めた論客でトランプ氏への批判も昔から強めている。実は4年前にはトランプ氏を支持すると見られる団体から拉致するという計画があったとして団体が逮捕されている。来月19日の党大会で正式指名へ。ただ支持者の中には「それまでに候補者で全米で何回も討論会などをやって最終的に党大会で自由投票で決めさせてくれ」という声もある。ただ党幹部は党大会で投票で決めると大混乱になるとしている。選ばれた候補者は9月10日に最初で最後のテレビ討論会がある。トランプ氏と反転攻勢できれば”確トラ”と言われているのが押し戻せる可能性も。