- 出演者
- 八木麻紗子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 吉永みち子 菅原知弘 斎藤康貴 林美沙希 紀真耶 林美桜 水越祐一 河野太郎 久江雅彦
オープニングの挨拶。
オープニング映像。
参院選で、自民党は52議席から39議席に減らし、与党過半数割れとなった。石破総理は続投を表明しており、執行部の体制も維持する方針だという。石破総理には、野党だけでなく、自民党内からも批判の声があがっている。
昨日、連立の枠組み拡大の可能性を問われた石破総理は「現時点で連立の枠組みを拡大する考えを持っているわけではない」などと回答した。続投を決めた石破総理に、自民党内からは賛否の声があがっている。続投を決めた理由については、8月1日が交渉期限に迫っているトランプ関税について、できる限り早期に目に見える成果を出したいとしている。
赤沢経済再生担当大臣は、8回目の関税競技に向け訪米中だという。赤沢氏は、参院選の結果が関税交渉に悪影響を及ぼす懸念はないとしている。21日のテレビ番組で、ベッセント財務長官は「重要なのは日本政府の内情ではない。米国民にとって最良の合意を得ること。8月1日までの合意よりも質の高い合意に関心がある」などと話している。
ワシントン支局の梶川幸司さんは「石破総理の続投に関わらず、与党の大敗によって長期に渡って日本の政治が不安定な状況に陥るとの報道が目立ちますし、トランプ大統領は8月1日から関税を25%に引き上げると一方的に通告したことは石破総理にとって打撃になったとして、日本に強硬な姿勢を取るべきではないという指摘が出ています。例えば、ウォール・ストリート・ジャーナルは、『日本は安定した良い同盟国であり続けたため、アメリカ人は日本の存在を当然視するが、それは間違い』とした上で『トランプ氏が懲罰的な関税を課すことは、アメリカの国益と安全保障にとってマイナス』と指摘しています。関税を巡るトランプ大統領のここ最近の対応は強気で、並行してEUとの交渉も続いているんですが、欧米メディアはトランプ政権がEUへの要求を更にエスカレートさせていると報じています。EUは、交渉決裂に備えて報復措置の構えなのですが、報復措置の発動に慎重なドイツも方針を変えつつあるという指摘が出ています。このまま交渉がまとまらずに一旦8月1日に高い関税が発動される恐れは十分にあると思いますし、ベッセント財務長官は『各国に合意を迫る圧力になるだろう』と述べています。今日、赤沢大臣はワシントンに到着しましたが、残り10日、まさに正念場を迎えていると言えます」などと話した。
今回の参院選の結果を受け、中国外務省は有効的な関係構築を強調している。また、環球時報は、参政党に注目し「外国人排斥の声が高まっている」、「日本が政治・軍事大国化の転換を促そうとしている」などの懸念を伝えている。スタジオで吉永さんは「参政党の躍進がこれから日本の政権にどのような変化をもたらすかは、よくわからないところがあります」、久江さんは「日中関係は、中国を抑止していくということで対峙してきたので、相反するような関係がありました。外国人の排斥的な動きが出てきたら当然中国は警戒します」などと話した。
中国でモバイルバッテリーからの発火が相次いでいる。そこで新企画の認証マークがないモバイルバッテリーを国内線の航空機に持ち込むことが禁止となった。空港で大量のバッテリーが没収される事態となっている。東ヨーロッパのブルガリアでベルギーの外交官ナンバーをつけた車から陸路の国境では過去最大量となる206kgのコカインが押収された。現地の専門家にブルガリアの薬物事情を聞いた。
多くのモバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が使われているが日本でも航空機への持ち込みルールが今月から変更された。全日空や日本航空など国内の航空各社は機内に持ち込んだモバイルバッテリーを座席上の収納棚ではなく座席前ポケットなどにいれるよう呼びかけている。またバッテリーを使う場合は常に状態が確認できる場所で行ってほしいとし、異常を感じたら速やかに客室乗務員に知らせてほしいとしている。NITEによると、モバイルバッテリーなどに使われているリチウムイオン電池が発火する原因は、高温と衝撃によるものが多いという。リチウムイオン電池が万が一発火してしまった場合は、大量の水で消火し水没させた状態で119番通報すること。NITEは、モバイルバッテリー選びで気をつけたいのは安全性の基準を示す「PSEマーク」の表示があるものの購入を推奨している。また不要バッテリーの処分については、ごみ処理施設で発火することがあるため、家電量販店の回収ボックスや自治体ごとの収集方法に従うことが必要。
おととい投開票された参議院選挙の投票率は58.51%と18年ぶりの高い水準となった。参院選の投票率が58%を超えるのは第一次安倍政権以来で自民党が年金問題などで大敗した2007年以来となる。都道府県別では山形県が62.55%と最も高く、低かったのは50.48%の徳島県だった。
23年ぶりに自民党に復党し参議院選挙の比例代表に立候補した鈴木宗男氏(77)。当選は厳しいと報じられた中、きのう未明の会見で政界引退を表明した。しかしその7時間半後、自民党比例代表の12人目として当選がきまり、朝の悔しさから一転、嬉し涙を流した。
歯科医療の一端を担う歯科技工士が今最大のピンチに直面している。歯科技工士の人数は2000年のおよそ3万7000人から4000人以上減少し約3万3000人に。50歳以上の割合は約20%が約54%に激増しなり手不足と高齢化が深刻化している。業界団体が去年行った調査では歯科技工士の約39%が所得300万円以下で1日の動労時間が12時間を超えていると答えた人が約31%、「5年後は辞めていると思う」と回答した人は約28%だった。こうした中、状況を救う存在として期待されているのが3Dプリンター。総入れ歯の場合これまで2ヶ月間かかった作業が2~3日で終わるという。それでも細かな調整は手作業が必要で待遇向上も必須だという。コンフォート入れ歯クリニック・池田昭歯科医は、歯科技工士が減って入れ歯を作るとしても2~3か月程度待つような状況が生じているとしている。歯科技工士の不足は深刻化しており、養成学校を卒業しても5年で7割が退職する状況にもなっており、待遇改善などが求められている。
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人気満了に伴う奈良市議会議員選挙がおととい行われ、無所属新人のへずまりゅう氏(34)が初当選した。定数39に対し55人が立候補した中、へずまりゅう氏は3番目に多い8320票を獲得した。へずまりゅう氏は選挙前から奈良公園の鹿の保護を訴えており、以前は迷惑系ユーチューバーとして知られていた。
シンガポールで開催中の世界水泳に臨む、競泳日本代表の壮行会がきのう行われた。今大会のキャプテンに就任した池江璃花子選手(25)が掲げる目標は、「帰ってきた世界のスプリンターになること」だと意気込みをのべた。競泳は27日に開幕。
参議院選挙後となる初の閣議が行われた。石破総理が選挙結果に触れることはなく、閣僚からも進退を問う声は出なかった。昨晩、林官房長官は、旧岸田派の議員らと会合を開き、水面下ではポスト岸田の動きが始まっているという。また、国会議員からではなく地方組織からも石破退陣論が強まっているという。
立憲民主党・国民民主党の代表が、支援組織の連合とそれぞれ会談をした。選挙では、労働組合が擁立した組織内候補を巡り、国民民主党は4人全員が当選した一方で、立憲民主党は6人中1人が落選した。両党は、秋の臨時国会で、ガソリンの暫定税率廃止などで協力する見通し。