米国・トランプ前大統領は19日、ロイター通信によるインタビューで11月の大統領選挙で当選した場合、電気自動車大手・テスラCEO・イーロン・マスク氏を閣僚または顧問として起用する考えを示した。マスク氏は先月、トランプ氏への支持を表明していて、今月12日にはSNSで約2時間の対談を行うなど関係を親密化させている。一方、トランプ氏はバイデン政権が導入するEV(電気自動車)の税額控除について問われると「最終決定はしていない」としながらも、「一般的に優遇税制は良いとされていない」として廃止を検討する考えを示した。