米国大統領選挙は、来月5日の投票日が2週間後に迫っている。民主党のハリス副大統領と、共和党のトランプ前大統領。全米を対象にした各種世論調査の平均では、ハリス氏の支持率が0.9ポイント上回っている。一方、結果を左右するとされる7つの激戦州では、いずれもトランプ氏が僅かな差で上回っている。2人の政策は大きく異なるものも多く、選挙結果は米国国内にとどまらず、世界の安全保障や経済にも影響するとみられ、日本も例外とはいえない。その1つがEV=電気自動車を巡る政策。バイデン政権の優遇政策を引き継ぐとみられているハリス氏。トランプ氏は優遇政策に批判的な発言を繰り返している。