米大統領選挙まであと2週間となっている。激戦州として知られるペンシルベニア州は両候補が度々足を運ぶなど熱気に包まれている。現在はトランプ氏が47.9%・ハリス氏が47.1%でトランプ氏優勢と見られる。トランプ陣営は支持の割れやすい大都市郊外や農村部を重視していて、ピッツバーグでは共和党の若者ボランティアがトランプ氏支持を呼びかけていた。スマートフォンには過去の選挙活動で蓄積してきた有権者の情報が記録されていて、これまでの投票からやや民主党支持などの情報も把握されているが、トランプ時代の治安の良さを訴えていった。支持層の投票率をあげることも忘れないといい、共和党支持者にも「どうせ当選するだろうと投票に行かない人もいます」と呼びかけていった。対するハリス陣営は都市部での呼びかけを重視していて、支持基盤である若者の投票率をあげるとともにインフルエンサーが呼びかけを行う様子も見られる。ピッツバーグ大学の民主党組織の代表は自分にとって何が重要かを呼びかけることで投票を呼びかけている。