大和証券・木野内さんは「いつまでイランが我慢してるかはわからない。米国大統領選に影響してしまうかもしれないので、この話は大統領選挙の後にまたぶり返してくるかもしれないですね。もしトランプさんが当選したら、その前に反撃するということになりそうです」、植野さんは「中東絡みの地政学的リスクがこれから高まっても弱まっても、そのこと自体はドル円に直接的な影響を及ぼしにくくはなっています。ただ、中東絡みのニュースで原油価格は常に動いているので、原油が上昇してしまうと、米金利上昇観測や日本の貿易赤字、悪化懸念でドル高円安、その逆に原油が安くふれるとドル安円高の市場反応が起きやすいので、今後も中東情勢というよりは原油価格をモニタリングする必要があると思います」などと話した。