米国大統領選挙。民主党・ハリス副大統領と共和党・トランプ前大統領は激戦州で支持を訴えている。こうした中、波紋が広がっているのが、ごみを巡る発言。発端は27日、トランプ氏の集会でコメディアンが自治領のプエルトリコについて「ごみの島」などと発言。これをバイデン大統領が非難した際、「唯一のごみはトランプ氏の支持者たちだ」と表現したと一部メディアが伝えた。ホワイトハウスの報道官は「バイデン氏がごみと呼んだのは、支持者ではなく支持者の発言のことだ」と説明し、発言の記録を公表したが、AP通信は複数の当局者の話として、この記録が改ざんされていたと報じた。記録係の責任者は、内容の変更は報道担当の部署が大統領と協議して行われたとしているという。今回の報道が新たな火種となる可能性がある。