激戦州は選挙のたびに選挙人が揺れ動くことからスイングステートとも呼ばれているが、ウィスコンシン州・ミシガン州・ペンシルベニア州はさびついた工業地帯・ラストベルトと呼ばれ、これまで民主党が強いとされてきた中でトランプ氏が2016年に当選するなど激戦州化する形となった。3州でも特にペンシルベニア州は最多の19人の選挙人が存在している。日本製鉄が買収を目指すUSスチールの本社があり7月にはトランプ氏が銃撃される事件も発生した。唯一のトランプ氏とハリス氏による討論会が行われたのもペンシルベニア州となっている。池上氏はラストベルトが激戦州となった背景について、製造業が衰退する中でトランプ氏が製造業の復活を主張した事が背景にあると紹介。