米国・ニューヨークのスタジオからホリコ・キャピタルマネジメント・堀古英司が解説。11日のニューヨーク株式相場について。堀古さんは「ベテランズ・デーの祝日で債券市場は休みの中、取引高は低調。長期金利が上昇した時のような値動き。ダウは上昇し、銀行株が買われた。ハイテク株は全般に軟調な展開。中小型株は好調。ラッセル2000指数は2021年11月以来の高値」などと述べた。最高値圏での取引の過熱感は?。堀古さんは「トランプ前大統領が勝利したからという理由の買いはやや行き過ぎている。少し調整が必要では。ただ金融緩和局面に入っているので、ハイテク株から景気敏感株にシフトしたり、中小型株が買われることはあるが、基本的には資金は株式市場とどまり続ける。相場全体が大きく崩れるような状況は考えにくい」などと述べた。