生成AIが進化してきて一番変わったと思う点について、東京大学大学院工学系研究科・松尾豊教授は「AIと話せるようになったことが、生成AIの一番大きなところ」と話した。AIの捉え方については「AIは友達」と語った。生成AIは文章や画像、動画などを瞬時に作成し、会話相手にもなる。一方で生成AIはフェイク画像なども作れてしまうことに加え、注意点もある。松尾教授は「1つ気を付けないといけないのは、ハルシネーションというが、生成AIが嘘をつくことがある。答えたいけれど答える材料を十分に持っていないときに、嘘の情報を作る」と説明。生成AIが事実と異なる誤った情報を作る場合があるとして、政府も注意を呼びかけているが、今後技術が進んでいくにつれて、誤情報は減っていくと考えられている。
今や当たり前となったパソコンも、最初は大きな部屋を必要とするほど巨大で、政府や大学など、研究目的の利用に限られていた。しかし各社がしのぎを削ってパソコンの開発に着手したことで、現在のような誰もが使いやすい形へと進化し、全世界の人々がパソコンやインターネットを使うようになっていった。東京大学大学院工学系研究科・松尾豊教授は「今だとスマートフォンがなかった時代や、インターネットがなかった時代を想像しにくい。多分AIにもそのくらいの変化が起こる」と話した。AIによって仕事を失うのではないかという懸念について、松尾教授は「あまり心配いらない。人間の仕事は常に何か自動化されると、それの上に行く仕事に変わる」と指摘。AIへの民間投資額ランキング(米国・スタンフォード大調査2023年推計):1位・米国、2位・中国、3位・英国、4位・ドイツ、5位・スウェーデン、6位・フランス、7位・カナダ、12位・日本。日本はAIに対する投資額が低く、開発の分野において世界から「周回遅れ」となっている現状もある。松尾教授は「AIを活用するということにおいて、日本は世界一を目指せる」と語った。
今や当たり前となったパソコンも、最初は大きな部屋を必要とするほど巨大で、政府や大学など、研究目的の利用に限られていた。しかし各社がしのぎを削ってパソコンの開発に着手したことで、現在のような誰もが使いやすい形へと進化し、全世界の人々がパソコンやインターネットを使うようになっていった。東京大学大学院工学系研究科・松尾豊教授は「今だとスマートフォンがなかった時代や、インターネットがなかった時代を想像しにくい。多分AIにもそのくらいの変化が起こる」と話した。AIによって仕事を失うのではないかという懸念について、松尾教授は「あまり心配いらない。人間の仕事は常に何か自動化されると、それの上に行く仕事に変わる」と指摘。AIへの民間投資額ランキング(米国・スタンフォード大調査2023年推計):1位・米国、2位・中国、3位・英国、4位・ドイツ、5位・スウェーデン、6位・フランス、7位・カナダ、12位・日本。日本はAIに対する投資額が低く、開発の分野において世界から「周回遅れ」となっている現状もある。松尾教授は「AIを活用するということにおいて、日本は世界一を目指せる」と語った。