米国のトランプ次期大統領が司法長官に指名したマットゲーツ元下院議員が指名を辞退すると表明した。司法長官候補のゲーツ元下院議員を巡っては、未成年の女性との性交渉や違法薬物を使った疑いで共和党の中からも閣僚として不適格との声が上がっていて、上院での人事の承認が危ぶまれていた。ゲーツ元下院議員は21日、自身のSNSで「不毛な争いに費やす時間はない」などとして司法長官の指名を自ら辞退すると表明。トランプ次期大統領はゲーツの辞退について「新政権を邪魔したくなかったのだろう」と決断を評価。またゲーツ元下院議員に代わる司法長官としてフロリダ州元司法長官・パムボンディ氏を指名すると発表した。