前回同様、トップどうしで解決する外交というのを展開してバイデン政権との違いを内外にアピールしたい。背景には北朝鮮による核ミサイル開発の急速な進展がある。北朝鮮のキム・ジョンウン総書記は「米国と協議した結果、確信したのは共存の意志ではなく、変わることのない侵略的かつ敵対的な政策だった」とコメント。韓国メディアはトランプ氏の再選後、首脳会談や協議が再開されるとの見方が出ていることに一線を引いたものだと伝えている。キム総書記は核ミサイル開発を推進していく姿勢を強調もした。日本としてはトランプ政権側と緊密に情報共有を図れるかが重要。トランプ氏が来年1月に大統領に就任したあと、早期に対面で日米の首脳会談が実現するかにも注目。