トランプ大統領は、カナダ・メキシコからの輸入品に関税、中国へ10％の追加関税を課すことを検討していると明らかにした。メキシコへの課税では、トヨタなどメキシコにサプライチェーンを持つ日本の自動車メーカーが影響を受ける可能性が大きいという。日本の自動車の値上げも考えられるとのこと。カナダはアメリカの同盟国だが、不法移民の流入阻止が目的ではないかという。
トランプ大統領はWHOから脱退の大統領令に署名。WHOは1948年に設立、194の国・地域が加盟しており世界中の人々の健康増進が目的。WHOは、考え直してくれることを願っていると急遽声明を発表した。WHOの研究は、アメリカのCDCが担っており、CDCのメンバーが抜けてしまうと次にパンデミックが起きた時に対応できない懸念があるという。トランプ大統領は出生地主義の廃止も命令。出生地主義とは、両親が米国籍でなくとも米国で生まれた子供に自動的に国籍を与える制度。この大統領令に、22州が違憲だとして差止めを求める訴訟を起こしている。