アメリカが中国からの輸入品に10%の追加関税を課したことを受けて中国側は対話を求めているが、トランプ大統領は習近平国家主席との会談について急いでいないという。中国側は対抗措置を発表したが全く動じない様子が見られる。また、アメリカ郵政公社は中国・香港からの国際小包の受け入れを一時的に停止したことについて中国は不当な圧力だと非難している。アメリカは国内でフェンタニルが社会問題となっているのが中国の責任という立場となっているが、中国外務省・林剣報道官は追加関税に断固反対し中国は合法的な検疫を守るために必要なことをやっている、脅しは何の意味もないと反論している。両国の電話会談の日程も決まっていないものの、カナダとメキシコには電話会談を経て追加関税の発動が30日間延長したことから電話会談が行われれば同じ結果となることも期待されるとしている。これを受けて中国はWTOへの提訴も行う方針。